2014.10.10
LINEがライフラインとなる日-決済、配車、室内ナビ等リリース
2014.10.10

LINEがライフラインとなる日-決済、配車、室内ナビ等リリース

gooスマホ部編集部
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今年一年のご愛顧にお答えして!平成最後の年末感謝セール
日常生活に溶け込むプラットフォームを目指す――2014年10月9日事業戦略発表イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2014(以下、LINEカンファレンス)」で、プライベートコミュニケーションに注力してきたLINEがオープンコミュニケーションを目指し発表した新サービスの数々は、まさにそれを体現するものばかりでした。



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LINEは「LIFE」をキーワードに、これまでのデジタルを中心としたコミュニケーションプラットフォームから、「LIFE プラットフォーム」と「エンタテインメントプラットフォーム」を目指すと宣言。また、LINEカンファレンスで特徴的だったのは、ジョイントベンチャーもしくは合弁会社を設立しているという点でした。



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サービス名 ジョイントベンチャー/合弁会社等 対象エリア(公開時) 公開予定 LINE Pay-日本/グローバル2014年冬LINE TAXI-東京2014年冬LINE WOWLINE Bros.株式会社東京・渋谷区内2014年秋LINE@ID-日本2014年内LINE Maps for Indoor-日本(Android限定)2014年秋LINE GAMEGREEとの新会社:Epic Voyage株式会社/サイバーエージェントとの新会社:社名協議中--LINE マンガLINE Book Distribution--LINE MUSICLINE MUSIC株式会社日本2014年内LINE 公式ブログ-日本11月4日LINE 有料公式アカウント-日本2014年内
スピード感を持った事業展開をしていくため、そして各分野の競合とうまく付き合うべく、Win-Winの関係を持つための最適な手段としての施策なのは明らかです。では、主なサービスについて見ていきましょう。

■いつでもどこでもLINEで支払い「LINE Pay」


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LINEアプリ(iOS/Android)から支払いができる決済システム(スマートフォン/PC)。支払いの決済はLINEとクレジットカードとの連携のほか、コンビニエンスストア、みずほ銀行または三井住友銀行の口座に最大10万円までチャージすることで利用可能となります。また、互いの口座を知らなくても送金・出金できる機能や割り勘機能を搭載。クーポン機能も予定しています。
気になるセキュリティ面では、大きく3つ対策を行っています。1. LINEとは別に二次認証パスワードを設定2. Apple Touch IDによる指紋認証でのパスワード紹介(iPhone 5s以降)3. PCサイト利用時でも実際の決済はスマートフォンで実施

日本では上記機能を全部含めた状態、海外ではクレジットとの連携のみでオンラインからスタート。将来的にはオフラインでも買い物ができたり、海外送金ができるようにも。手数料はおそらく業界最安値となる見込みです。

■タクシー配車&決済「LINE TAXI」


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日本交通株式会社が提供するアプリ「日本交通タクシー配車」との提携により、LINEアプリ内もしくはLINE TAXI公式アカウントからタクシーの配車とLINE Payでの支払いが可能となりました。「日本交通タクシー配車」は7月にアプリ経由の売上40億円を達成するなど、全都道府県を網羅する配車サービスとして名を馳せていますが、こちらはクレジットカードとauかんたん決済を導入しています。

東京限定版の先行リリース時、日本交通が保有する約3,300台の車両を対象とし、その後、提携しているタクシー事業社123グループの約22,000台が順次対象となる予定。このビジネスモデルを世界中へ広げていきたいと鼻息は荒いです。世界ではシリコンバレー発のUberが勢力を拡大しているだけに、今後の出方が気になるところです。

■高級フードデリバリーサービス「LINE WOW」


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韓国のフードデリバリーアプリを展開するWoowa Brothers Corp.との共同出資で設立したLINE Bros.株式会社によるLINE初のオンデマンドECサービス。オンデマンドECサービスとは、ユーザーの必要に応じて即時に商品・サービスを提供すること。まずは渋谷区を配達エリアとし、「おざき(和食)」「ア・ニュ(フレンチ)」などの名店の限定プレミアムランチをデリバリー。今後はフードデリバリーで構築された配達網をインフラに、フード以外のデリバリーも見据えています。

■1人で複数のアカウントを持てる「LINE@ID」


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LINEは電話番号に対し、1つのアカウントIDのみ発行という仕組みにつき、場合によっては会社に個人のアカウントを開示したりと、プライベートと仕事の境界線があいまいになっていたのも事実。LINE@IDにより、LINEユーザー誰でも複数のLINEアカウントを持つことが可能となります。アカウントは法人・個人問わず利用できます。

■商業施設内に特化したナビ「LINE Maps for Indoor」


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屋内地図、店舗情報を可視化し、目的地までをナビゲーションしてくれるサービス(Androidのみ)。2014年秋公開時、東京タワーやLUMINE等39の施設で利用可能となります。日本語、英語、中国語(繁体、簡体)、韓国語に対応しています。気になる仕組みについてLINEに確認するも「言及する予定はない」とのこと。こちらも確認とれませんでしたが、音声ガイド機能もついているとしたら、視覚に障がいを持つ人達にとっても自由に歩けることで選択の幅が広がると言えるでしょう。

■ベンチャーとの新会社ラッシュ「LINE GAME」


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LINEとサイバーエージェント、そしてLINEとGREEが相次いで共同出資会社を設立。いずれも世界に通じるゲームコンテンツの開発・推進を目的としています。世界にチャレンジする日本のゲーム会社を支援するために立ち上げたLINEの子会社・LINE ventures株式会社では、ゲームファンド「LINE Game Global Gaeteway」を立ち上げ、出資第一号はtranslimitに。また、秋にはLINE POP2等人気のゲームの新バージョンが続々登場。公開が待たれます。

■マンガからMANGAヘ「LINE マンガ」


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LINE カンファレンス前日にリリースとなった、講談社・小学館・メディアドゥ・LINEによる合弁会社「LINE Book Distribustion」では、LINE マンガをデジタル販売するストアから、ユーザーと出版社、ユーザーと作者共にメリットのある新たな出会いの場を作っていきます。無料マンガも公開し、グローバル展開として英語、中国語(繁体)版に配信していく予定。

■詳細は年内!「LINE MUSIC」


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エイベックス・デジタル株式会社と株式会社ソニーミュージック・エンタテインメント、LINEが新ストリーミングサービスの立ち上げに向けて、新会社・LINE MUSIC株式会社設立の基本合意が交わされました。詳しい内容は後日ということで詳細は明らかにされませんでしたが、スマートフォン自体の新たな音楽の楽しみ方が提供されるもよう。

発表はこれだけでは終わりませんでした。
■KIDDY LANDに対抗か!?「LINE STORE」


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2014年冬に原宿にLINE STOREをオープンすると発表。ここでしか扱わないオリジナルグッズ等販売するとあり、会場で先行的にグッズ販売コーナーが設けられていました。台湾ではテーマパークが開催され、たいへんな賑わいを見せるなど、こちらも訪日を意識した対応と思われます。




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2時間めいっぱいかけて行われたLINE カンファレンスは、類を見ないほど盛りだくさんの内容でした。気づいたら、LINEの提供するサービスを見ない日はないうえに、生活になくてはならないものとなっていた-「LINEからLIFE」そんな時代が訪れてしまう日が来るのでしょうか。
<関連リンク>スマホ部Google+で「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」のもようを写真で振り返り
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