2014.10.22
iOS 8から標準搭載のアプリ「ヘルスケア」って何?
2014.10.22

iOS 8から標準搭載のアプリ「ヘルスケア」って何?

gooスマホ部編集部
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iOS 8からハートマークの「ヘルスケア」アプリが標準搭載となりました。とりあえずタップして開いてみたけれど、どうやって使ったらいいのか戸惑っている人も多いのではないでしょうか。ヘルスケアとは、ユーザの健康に関わる約70ものデータ入力や表示、管理を行うアプリで、体重、歩数、血糖値、心拍数、摂取カロリー、睡眠時間などを記録することで状態を知る、いわば自身の健康チェックツールなのです。


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ヘルスケアは主に3つの目的があります。

1つ目は、歩数等のデータ自動取得。Phone 5sで追加となったM7モーションコプロセッサ(iPhone 6、iPad Air 2はM8モーションコプロセッサ)により、歩数や歩行距離、階段で登った階数(M8のみ)のデータを取得。
2つ目は、他のアプリで計測したデータ(体重や血糖値など)を収集し、一元管理する。
3つ目は、ヘルスケアアプリに保存したデータを病院に送信し、健康維持に役立てる(現在、米国のみでの展開)。
基本的には、これまで個別のアプリで管理していた生体情報を一カ所に集約し、活用するためのアプリと言えます。現在、iPhone用の心拍系や血糖値測定器などが販売されていますが、計測したデータは専用のアプリ内にのみ保管されていました。これを一括管理することにより、健康状態をトータルで把握するためのアプリが、ヘルスケアです。
サードパーティ製のアプリと連携することで強みを発揮するアプリですが、今回はあえてヘルスケアアプリ単体で何ができるか、見ていきたいと思います。

健康に関するデータの登録・管理を行う「健康データ」
アプリ下部の「健康データ」をクリックすると、バイタル、フィットネス、栄養…というようにデータのカテゴリが現れます。例えばフィットネスをタップすると、NikeFuel、ウォーキング+ランニングの距離、1日に必要なカロリー等 、登録できる項目が現れます。


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HealthCare/02



「ウォーキング+ランニングの距離」または「歩数」をクリックすると、次のような画面が現れます。




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iPhone 5s、iPhone 6 / 6 Plus、iPad Air、iPad mini 2以降では、歩数を自動で反映してくれます。「ダッシュボードに表示」をONにすると、左図のように表示することができます。自動でデータを集めてくれるのは嬉しいですね。一方、手入力も可能です。「データポイントを追加」をタップすると右図が現れ、追加したい歩数を入力することができます。カロリーなど歩数以外のデータに対しても手入力できます。

さまざまな健康データの変化を表示する「ダッシュボード」
「ダッシュボード」をタップすると、各データで「ダッシュボードに表示」をONにしたデータが一覧で表示されます。日、週、月、年単位で表示され、ぞれぞれの詳細画面へ進むことができます。まるでライフログのようです。

他のアプリとの連携を担う「ソース」


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「ソース」を使うことで、ヘルスケアで集めた健康データを別のアプリに書き出して活用したり、別のアプリから集めたデータをヘルスケア内にも反映させる、といったことができます。そして以下のように、他のアプリと連携する項目までを細かく制御できます。
例えば「MyFitnessPal」という、日々の食事メニューを記録するとカロリーを算出してくれるアプリと連携すると、MyFitnessPalに食事メニューを登録して、消費カロリーだけでなく、コレステロールやタンパク質、食物繊維などのデータをヘルスケアに書き込んで、ヘルスケア内で一元管理することができます。

緊急時に自分の緊急連絡先や健康状態を表示する「メディカルID」
そして「メディカルID」では、自分の血液型、アレルギー、持病、緊急連絡先などを登録することで、緊急時に医療従事者に伝えることができるようにしています。


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「メディカルID」の特徴は、iPhoneの待ち受け画面でパスコードを解除することなく呼び出せることです。



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パスコード画面の左下「緊急」をタップすると、メディカルIDを登録している人の端末では右図のように「メディカルID」と表示されます。さらにタップすることで、登録しておいたメディカルID画面へと進みます。
万が一、事故等に巻き込まれ、救急車で病院に搬送されても、緊急連絡先や医療情報、健康状態を医療従事者に見せられるので、迅速な対応をしてもらえる可能性があります。平成24年の1年間に日本で救急車で運ばれた人は524万人(総務省データより)。日本の人口の約24人に1人は救急車で搬送されている計算です。備えのひとつとして、メディカルID登録する人も増えてきそうです。
注意しておきたいのが、この機能は「ロック中に表示」をONにしないと使えません。OFFでは、ロック画面の緊急をタップしても「メディカルID」という表示が出ません。設定変更は、メディカルID編集画面からいつでもできます。また、iPhoneを紛失し、悪意ある人がメディカルIDを見ることが考えられます。すぐに見つからないときは、アプリ「iPhoneを探す」を使って、「紛失モード」を選び、遠隔ロックしましょう。こうすれば、メディカルIDが表示されなくなります。


将来的には健康データのみではなく、病院での診察・治療内容や処方箋などの情報も蓄積されると、iPhoneがいわゆる「マイカルテ」になるのではないかと期待しています。加えて、冒頭で述べたように、米国で展開されているような病院との連携が図れると、より頼もしい存在になるかもしれません。

次回の記事では、ヘルスケアと連携しているサードパーティアプリの紹介をしたいと思います。
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