2015.5.8
スピードテスト三都物語。関西の電波環境はどうなった!?
2015.5.8

スピードテスト三都物語。関西の電波環境はどうなった!?

gooスマホ部編集部
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nova3
2015年3月27日より、国内最速となる受信時最大225Mbpsでのデータ通信が可能な「PREMIUM4G」をドコモはスタートさせました。そこでスマホ部では、去る5月1日に大阪環状線と新大阪に加え、新神戸、三宮、京都、USJ入り口前を含めた24ヶ所でデータ通信の速度調査を行ってきました。



スピード調査三都物語_画像01


スマホ部が大阪環状線の全駅調査を行うのは、iPhone 6の発売日である9月19日以来。この時はドコモの通信速度が最も速いという結果となりました。あれから半年以上経過した大阪市内等の電波事情に変化があったのかを探ってきました。 
今回の調査方法は、ドコモとauのGALAXY S6 edgeで、ソフトバンクはXperia Z3を使用。速度の測定には「RBB TODAY SPEED TEST」を使い、各駅2回ずつ計測。その平均値を掲載しています。各駅の速度結果は、記事の最後に掲載しています。
まずはダウンロード速度の平均値から確認しましょう。キャリアダウンロード平均
(単位:Mbps)NTTドコモ49.75Mbpsau26.88Mbpsソフトバンク23.38 Mbps
GW初日ということもあり、主要駅ではこれから旅行へ出掛けるであろう多くの人がいました。結果はご覧の通り、ドコモが平均値で20Mbps以上の大差をつけて1位に。続いて僅差でauがソフトバンクを振りきりました。前回調査よりも全体的に数値は落ち込んでいますが、これはスマホがより普及したと考えるのが妥当ではないかと考えます。
続いてアップロードの平均値がこちら。キャリアアップロード平均
(単位:Mbps)NTTドコモ12.32Mbpsau7.36Mbpsソフトバンク4.77 Mbps
アップロードでもドコモが最も速いという結果になりました。ここでの注目はダウンロードに続いて僅差ながらも最下位に甘んじたソフトバンクです。他のキャリアでは場所によって10Mbps以上をマークする測定ポイントがありましたが、ソフトバンクではそういったポイントはなし。厳しい結果となりました。
前回調査と同様にドコモがダウンロード・アップロードとも1位に!
今回の調査で各キャリアが最速をマークした箇所はドコモが今宮駅で100.67Mbps、auは寺田町駅で73.5Mbps、ソフトバンクは三ノ宮駅での43.90Mbpsという結果になりました。ドコモは環状線では大阪駅を中心に北側での安定感が非常に高く、特に通信を必要とするビジネスエリアでの強さというのが際立ちました。主要駅である新神戸・三ノ宮・京都といった駅に目を移すと、十分に使える速度帯をマークしています。今後、大阪駅や新大阪駅と同等の通信速度を実現してくれることで、各ターミナル駅での利用環境が劇的に向上することでしょう。LTE-Advancedの恩恵の1つである「通信速度の安定」という点において、それが実感できるような調査内容でした。
auについて見ると、全体的にバラつきのある結果となっています。これは前回調査でも体験したことですが、「強い駅」と「弱い駅」といった明確な差があり、常に同じ通信品質が維持できていないという事になるのでしょうか?ただ、電波というのは、ほんの少し位置が変わるだけで、通信速度が大きく変化してしまうため、偶然そうなってしまったという可能性もあります。これは偶然だったのか、はたまた必然だったのかの検証にはもう少しデータが必要かと思われます。
最後にソフトバンクですが、ダウンロード・アップロードともに今回は奮わない結果となりました。前回調査でも、Hybrid 4G LTEのポテンシャルを活かしきれていないと感じましたが、今回の調査でも同様の感想を持つことになりました。もちろん偶然そうなったという可能性もありますが、全体を通じて低い結果に終わりました。


ところでiPhoneはどうだった?
今回の調査では前回は測らなかったAndroid OSを搭載した端末での調査を基本に据えていますが、実はiPhone 6でも測定をしていました。こちらでの結果はAndroidよりも差が小さなものとなっており、ダウンロード・アップロードの平均値は以下の通りです。
キャリアダウンロード平均
(単位:Mbps)アップロード平均
(単位:Mbps)NTTドコモ37.44Mbps19.80Mbpsau28.32Mbps7.64Mbpsソフトバンク25.87 Mbps8.86Mbps
これを見るとドコモ以外のauとソフトバンクの結果はAndroid OSでの測定と差がないことがわかります。しかし、ドコモはダウンロードで約12Mbpsの違いがあり、LTE-Advancedの効果が多少なりとも出ているように推測ができます。
調査結果全体から言えることは、ドコモは大きな穴となるような駅がなく、どこの駅で降りても快適と呼べるデータ通信速度を体感することが出来ました。これだけの通信速度があれば、駅で電車を待っている間に動画鑑賞をすることが出来たり、ちょっと重めのファイルをダウンロードして電車内でチェックなんてことも可能。
一方、auとソフトバンクは、平均値をみるとまずまず使えるという印象をもちますが、駅によってはダウンロード速度で1桁台の駅もあり、安定感に欠けるといった印象を持ちました。
LTE-Advancedとしてサービスを提供しているのは、現時点ではドコモとauだけ。しかし、そのサービスエリアには違いがあり、現時点ではドコモが一歩も二歩もリードした状態でサービスを展開しています。現在のところ、auの225Mbps対応エリアは限られているので、こちらの整備が急務となっているのではないでしょうか。◆PREMIUM 4Gの提供エリア / NTTドコモ225Mbps対応エリア / au
LTE-Advancedと呼ばれる規格から2020年に向け5Gというさらなる次世代規格の話もちらほらと散見しだしています。現在の通信がより高速で安定した通信環境が整うことで、これまでよりも便利な情報化社会を享受できることでしょう。各社の取組には今後も期待です。



スピード調査三都物語_画像02

 

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スピード調査三都物語_画像06

※今回の調査でのLTE化率は各キャリアともに100%でした。
※表中のオレンジと水色の塗りつぶしは、各駅のダウンロードとアップロードの平均値の中で最も高かったキャリアを表しています。

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