2015.10.7
グーグル、Android 6.0やGoogle Photo新機能、Nexus 5X/6P披露
2015.10.7

グーグル、Android 6.0やGoogle Photo新機能、Nexus 5X/6P披露

佐野正弘
佐野正弘
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10月7日、グーグルはAndroidに関する記者発表会を実施。発売されたばかりの「Nexus 5X」「Nexus 6P」について説明がなされたほか、国内ではまだ提供されていない「Google Photo」や「Android 6.0」の開発中の新機能も初公開となりました。


グーグルのAndroid担当副社長、ヒロシ・ロックハイマー氏


会場では冒頭、グーグルのAndroid担当副社長であるヒロシ・ロックハイマー氏が登壇。日本はロックハイマー氏が生まれ育った場所であり、「FeliCaやiモード、絵文字などイノベーションが生まれている場所であると同時に、グーグルが初めて海外拠点を設けたという意味でも重要な場所」と話しています。
さらにロックハイマー氏は、Androidと日本との関係についても説明。日本の開発者はGoogle Playで多くの売上を上げており、世界でトップ3の市場規模。そのうえでロックハイマー氏は「こうした素晴らしい経験には素晴らしいOSが必要だ」と、Androidの新しいバージョンであるAndroid 6.0をリリースした経緯について説明しました。

指紋認証やスリープ解除など機能充実「Nexus 5X」続いて、グーグルの製品開発本部長である徳生裕人氏から、新製品やサービスの具体的な内容について説明がなされました。最初に紹介されたのは、Android 6.0を搭載した新しいスマートフォン「Nexus 5X」「Nexus 6P」の2機種です。



Nexus 5X


Nexus 5Xは2013年に発売された「Nexus 5」の後継モデルで、5.2インチディスプレイを採用した、LGエレクトロニクス製の比較的コンパクトなモデル。Nexus 5と比べ大きく進化しているポイントのひとつは、充電端子にUSB-Cを採用したこと。これにより高速充電が可能になり、10分間の充電で4時間利用できるようになったとのこと。



指紋認証ができる「Nexus Input」に加え、Nexus Inputに指をかざすだけでスリープから解除できる「Sensor Hub」搭載


2つ目は、リアカメラに1,230万画素・1.55μmピクセルチップのカメラ、フロントカメラにも500万画素と高性能なものを採用していること。そしてもうひとつ、Nexus 5Xには指紋認証ができる「Nexus Input」に加え、Nexus Inputに指をかざすだけでスリープから解除できる「Sensor Hub」も搭載。使い勝手も大きく向上させています。

充電10分間で約7時間利用可!高画質のスローモーション動画撮影も「Nexus 6P」

Nexus 6P正面



Nexus 6P背面


Nexus 6Pは、メタルボディと5.7インチの有機ELディスプレイを採用した、ファーウェイ製のスマートフォン。USB-Cの充電端子や高性能カメラなど多くの基本機能はNexus 5Xと同じですが、サイズやデザインのほか、フロントカメラが800万画素である点や、240fpsのスローモーション動画が撮影できる(Nexus 5Xは150fps)点、そして3,450mAhの大容量バッテリーを採用している点などが大きな違いとなっています。


特定の人物写真で自動振り分け・Google Photo「グルーピング」

Google Photo「グルーピング」


続いて徳生氏から、容量無制限で利用できる、クラウドフォトアルバムサービス「Google Photo」の新機能について説明がなされました。特筆すべきは米国ですでに提供されている「グルーピング」機能。これは顔などを基に特定の人物の写真だけをグループ分けする機能で、成長が早く顔が変化しやすい子供などであっても、前後の写真や日付などから人物を推測し、自動的にグルーピングできるそうです。

複数名で一緒につくれるGoogle Photo「共有アルバム」

Google Photo「共有アルバム」


そしてもう1つは、複数のユーザが共同で写真を整理し、一緒にアルバムを作成できる「共有アルバム」機能。AndroidだけでなくPCやiPhoneなど、デバイスを問わず簡単な操作で共同でアルバム作成できるようになるとのこと。こちらは年内の提供を予定しています。

より賢く、より快適に「Android 6.0」最後に、徳生氏はAndroid 6.0の特徴について説明しました。「Android 6.0は革新性を追い求めるのではなく、日々のユーザ体験を向上させることを考えて作られたアップデートになる」。ロック画面の利便性向上や、時間や状況に応じて適切なアプリのショートカットがドロワー上部に表示される機能、そしてアプリの権限を一括ではなく、カメラやマイクなど特定の機能を使う時だけ許可できる仕組みなどが備えられています。




Google Now「Now on Tap」


さらに徳生氏は、日本ではまだ提供されていないAndroid 6.0の目玉機能のひとつ、Google Now「Now on Tap」についても説明しました。これは、使用しているアプリや、どのような使い方がなされているかによって、ユーザが必要としている情報を推測して提示してくれる機能。例えば「Googleミュージック」で音楽を再生している時に、ホームボタンを長押ししてGoogle Nowを呼び出すと、楽曲やアーティストに関する情報を素早く調べることができます。
この機能のベースにあるのはグーグルの検索技術です。アプリに提示されている情報が店か人物名かなどを検索技術を用いて自動判断。店であれば、グルメ関連のアプリや地図を呼び出しやすくするなど適切な手段を提示するのだそう。ユーザが検索キーワードを考えて入力する必要なく、一歩先んじてユーザに情報を提示できることから、Now on Tapは「Google検索にとっても大きな一歩」だと、徳生氏は話しています。
ちなみにNow on Tapの日本版は年内の提供を予定しており、現在鋭意開発を進めているとのことです。

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