2015.10.15
ドローン空撮技術を地上へ!ハンドグリップカメラ・Osmo体験
2015.10.15

ドローン空撮技術を地上へ!ハンドグリップカメラ・Osmo体験

gooスマホ部編集部
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nova3
ドローンとその関連機器を手がけるDJI社は、10月14日、3軸ジンバル ハンドグリップカメラ「Osmo(オズモ)」のメディア向け体験会を開催しました。



ドローンの空撮技術を地上へ。DJIのハンドグリップカメラ


4Kカメラを搭載したOsmoは、ドローンで培ったジンバル映像安定化技術により、ブレのない滑らかな動きと振動することなく撮影できるアクションカメラ。




ドローンの空撮技術を地上へ。DJIのハンドグリップカメラ


DJIの丸川氏がカメラの歴史と商品について触れ、「空撮の常識をドローンにより変えたが、今度は地上での撮影とこれまでのカメラの常識を変える」と、高らかに宣言。


ブレない映像を撮影できる3軸ジンバルのヒミツ


ドローンの空撮技術を地上へ。DJIのハンドグリップカメラ


揺れを減少させ安定化させる「スタビライザー」にセンサーで傾きを感知し、小型モーターで補正する機能を加えたものが「ジンバル」といいます。Osmoにはカメラと一体化した3軸スタビライザーシステムが三方向の振動を制御。これにより、安定した美しい映像撮影を可能としました。ちなみにこの仕組みが手持ちカメラに搭載されたのは初めてとのこと。丸川氏が「カメラの常識を変える」と言った根拠がまさにここにあります。



ドローンの空撮技術を地上へ。DJIのハンドグリップカメラ


つづいて、カメラマンのMatthew Carmody氏(以下、マット氏)が事前にOsmoを使って撮影したという動画をデモンストレーションとして紹介。被写体となったのはマット氏の家族で、子供たちが伸びやかに公園で遊ぶ姿が映し出されていました。
これまで同社のハンドヘルドジンバル装置「Ronin-M」を利用していたそうで、Osmoとの違いについて尋ねられると、「小型で手持ちで使えることが良い。このサイズであれば大型のスタビライザーシステムでは撮影が難しかった人と人との間や、小さな隙間にも入っていくことができ、これまでにはない映像をブレなくキレイに撮ることができる」と、説明。




ドローンの空撮技術を地上へ。DJIのハンドグリップカメラ


さらに続けて、「Roninシリーズもとても良いものだけど撮影準備に時間がかかり、子供のようにすぐに走り出してしまうような被写体が相手では、決定的な瞬間を逃してしまいがち。しかし、これはアプリを起動して数秒で準備が整うのでそうした心配もない。知識がなくても使えるので、家庭でも簡単に楽しめる」と話してくれました。
会場で行われたデモンストレーションでも、これまでのカメラで撮ることができなかった地上すれすれのローアングルからの撮影や、本製品の特徴の1つであるカメラの向きを固定したまま撮影対象の周囲をぐるりと回る撮影手法は、まるでドラマや映画の撮影現場で利用されているドリーやクレーンに乗って撮影したかのようなダイナミックな映像でした。

また、マウントされているカメラはディストーション(歪み)が少なく、編集時にそれを取り除く時間を必要としないため、これまで1日かかりだった編集作業が約2時間程度で完了するとのこと。マット氏は「これまでの10倍の速さで作業ができる。他のカメラで撮影した映像を繋げてもスムーズになった。これは仕事にも使える」と、プロも納得のクオリティであると太鼓判を押しました。


スマホからカメラを遠隔操作!カメラの取り換えも可能


ドローンの空撮技術を地上へ。DJIのハンドグリップカメラ


Osmoを利用するには、スマホに「DJI GO」というアプリをインストールして行います。インストールが完了したら、本体とスマホをWi-Fiダイレクト機能を用いて接続します。すると、Osmoで撮影している風景がスマホに映し出されます。カメラの操作はグリップにあるジョイスティックで行います。ホワイトバランスの調整やパノラマやタイムラプス、長時間露光といった撮影スタイルの選択はスマホから。リアルタイムに撮影映像を確認しながら録画できるのはとても便利!
カメラ向き固定、ペンライトモード、セルフィーモードといったモードは握り手部分前方のトリガーで変更できます。録画メディアはmicroSDを使用。本体のmicro SDスロットに挿入して撮影します。



ドローンの空撮技術を地上へ。DJIのハンドグリップカメラ


この日の体験会はiPhoneのみでしたが、アプリはiOS、Androidともに用意されています。

本製品には数多くのアタッチメントパーツも用意されており、自転車やバイク、車用のマウントや延長ロッドなどがあります。これらを使うことで、さらに映像の迫力が増すことでしょう。アタッチメントを使うとグリップを握ることができないという点については、スマホの画面をタッチすることでカメラの遠隔操作が可能に。
延長ロッドにOsmoをセットして使った時、先端部に本体を取り付けることになるため、長時間の撮影をするのは1人では困難になります。その場合、もう1人がスマホやタブレットからカメラを操作すれば解決。

さらにカメラはセンサーの大きいX5や、レンズの取り換えも可能なX5Rに付け替えることもできたりと、プロユースにもなります。家庭用としての使い方に飽き足りたら、そうしたハイランクなカメラに付け替えてみるのも楽しみのひとつと言えますね。
詳しいスペックや特徴については以下のリンクより確認ください。
Osmo製品概要 / DJI


取材を終えてOsmoの販売時期は11月上旬。価格は85,000円を予定しています。やや高価に感じるかもしれませんが、ここまで高性能な機能を持ったカメラが家庭でも買えるようになったのは驚くともに大変喜ばしいことではないでしょうか。進化しているのはスマホだけではなく、私たちの周囲にあるこうした電子製品も然り。「スマホがあれば何でもできる」というのは間違いありませんが、スマホを媒介にすることでより便利に使えるようになってきています。

今後もこうした流れは加速していくことが予想されているので、私たちの生活にとってスマホというのは「電話」「データ通信端末」という枠組を超えて、新しい価値を見出し続けることでしょう。

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