2016.1.14
「第2回ウェアラブルEXPO」で見つけた未来の暮らし
2016.1.14

「第2回ウェアラブルEXPO」で見つけた未来の暮らし

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1月13日から15日まで東京ビッグサイトにてウェアラブル端末の活用と技術の総合展「第2回 ウェアラブルEXPO」が開催しています。ウェアラブルEXPOはビジネス向けということもあり、普段私たちが触れる機会の少ないパーツや製品が数多く展示されています。


第2回 ウェアラブルEXPO


特にパーツに関しては未来を先取りしたコンセプトモデルの展示が見所です。

メガネスーパーがウェアラブルデバイスを作るとこうなる!


ウェアラブルデバイス「b.g.」

 眼鏡やコンタクトレンズを販売する全国チェーン店のメガネスーパーが、眼鏡を掛けている人でも利用できるウェアラブルデバイス「b.g.」を展示していました。体験コーナーには長い列ができる程の人気でした。
多くの眼鏡型ウェアラブルデバイスは、専用の眼鏡に映像を映し出すというものでしたが、このb.g.は普段使用している眼鏡のテンプルの部分にアタッチメントを取り付け、ディスプレイを脱着が容易なマグネットで取り付けるタイプ。視界を遮らないよう眼鏡の下や上にディスプレイを合わせることで、視線の移動で情報の確認ができます。また、透過型のディスプレイではありませんので、解像度が高く文字や写真がハッキリと見えること特徴です。



ウェアラブルデバイス「b.g.」


b.g.の利用方法としては、点検業務など手順を確認しながらの作業や、バーコードの照合、そして応用分野としてスマートフォンを使った観光案内やナビゲーションがあるようです。


ペットや畜産分野もネット接続!IoTでコミュニケーション

ペットや畜産分野もネット接続!IoTでコミュニケーション


犬や猫などのペット用のウェアラブルデバイス「Anicall」が進化し「しらせるアム」としてAnicall社から2016年3月末発売開始となります。しらせるアムは、スマートフォンを介してペットがキモチを伝えてくるようになり、コミュニケーションが円滑にできるようになることを目指しています。



犬や猫などのペット用のウェアラブルデバイス「anicall」


初代のAnicallは主に活動量やペット同士のスレ違い通信など、ペットと飼い主同士のコミュニケーションができるデバイスだったそう。しらせるアムは、ペットのかまって欲しいタイミングや、逆に今はそっとしておいて欲しいというキモチがスマートフォンのアプリで確認できます。もちろん、活動量計や体調、健康状態の確認も可能で、月額有料のサービスを利用することで、クラウドでデータを管理することもできます。初めてペットを飼う人にもオススメの製品です。また、Anicallは畜産個隊統合管理アプリと近接検出タグを応用し、これまで経験と勘が必要だった牛や馬の飼育にも活用の幅が広がっていました。

大切な人を守るリストバンド型生体センサ

重さ50gの眼鏡型ウェアラブルデバイス「Wearvue」


東芝ブースには、重さ50gの眼鏡型ウェアラブルデバイス「Wearvue」をビジネスや家庭での活用シーンをまとめた映像とともに体験できるコーナーを設けていました。バッテリーを含めたディスプレイを搭載しているにも関わらず軽くて装着感が良い製品です。



リストバンド型生体センサ「Silmee W20/W21(GPS機能あり/なし)」


Wearvueの他に、新製品「Silmee W20/W21(GPS機能あり/なし)」をはじめとするリストバンド型の生体センサが展示されていました。リストバンド型のウェアラブルデバイスは健康管理やフィットネス用途の製品が数多く世に出ていますが、Silmee W20/W21は活動量、睡眠の記録のほかにマイクを使ってどれだけ会話を行ったのかをデータ化するユニークな機能があります。
さらに、食事管理の分野では箸やフォークなどを持つ手にSilmee W20/W21をつけることで、腕の動きから食事の時間やリズムを記録出来るのだといいます。着眼点がユニークでしかも実用的なウェアラブルデバイスです。
Silmee W20/W21には緊急事態発生時に家族宛てのSOS発信機能を搭載していますが、実際には緊急時にはSOS発信もできないことがあることを想定しており、生体センサによる緊急事態の検知もできるのだそうです。

爆発しない安全なリチウムセラミック電池

超薄型リチウムセラミック二次電池 FLCB


ProLogiumのブースには薄い金属板のような「超薄型リチウムセラミック二次電池 FLCB」が展示されていました。スマートフォンなどにも使われているリチウム電池には液体・ジェル状の電解質を使っているため、バッテリーケースの破損・破壊で発火や爆発の恐れがあります。リチウムセラミック電池は固体の電析質であることから、破損や穴が開いても爆発しない安全な電池なのだといいます。特に肌につけて使う機会が多いウェアラブルデバイスにおいては、爆発や発火は避けたいところ。



 超薄型リチウムセラミック二次電池 FLCB


また、リチウムセラミック電池は厚さ0.38mmで曲げに強いという特性から、腕時計のベルトに電池を入れることや、腰に巻くベルトにバッテリーを入れることも可能としています。幅や長さをオーダーメイドすることが可能なのだそうです。さらに容量が必要な場合は複数枚合わせた利用方法や重ねてパッケージに入れることもできるのだとか。実際にバッテリーが入った薄型のケースの展示もありました。もしかしたら未来のウェアラブルデバイスはコアモジュールではなく、ベルトを充電する時代が来るのかも?

胸ポケットにプロジェクター!?

 小型レーザーMEMSプロジェクターモジュー


シャープブースには「小型レーザーMEMSプロジェクターモジュー」を用いた警備業務のコンセプト展示が行われていました。制服の胸ポケットにはプロジェクターが入っており、映像を手のひらや壁に投影して確認できるというもの。このプロジェクターのスゴいところは、小型で省電力ということもありますが、非平面でもピントがあう「フォーカスフリー」であること。これにより、手のひらでも何処でも情報の確認ができるようになるというわけです。


小型レーザーMEMSプロジェクターモジュー


あくまでコンセプトの提案となっていましたが、右手には警棒、左手のリモコンで情報にアクセスして胸から映像を投映して事前に確認するなんて、未来を感じずにはいられませんよね。できれば、スマートフォンにもこのプロジェクターを搭載して欲しいところ。


眼鏡型は完成度が高まる新素材やパーツなどコンセプト展示が多い中で、眼鏡型のウェアラブルデバイスは製品として完成度が高まりつつあります。ブラザーのヘッドマウントタイプのディスプレイ「AiRScouter WD-200A」は解像度、色再現が良くパソコンの映像との相性が良さそうです。組み立て業務や遠隔作業などの業務利用の他に、パソコンのディスプレイから離れて業務を行う必要がある場面でも、ヘッドマウントディスプレイにパソコンの映像を映したまま業務を遂行できるなど、応用の段階に来ています。

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