2016.3.28
Windowsのスマートフォン?Windows 10 Mobileとは?
2016.3.28

Windowsのスマートフォン?Windows 10 Mobileとは?

モバイルプリンス
モバイルプリンス
sim通

powerd by goo Simseller

nova3

2016年に入り続々と搭載機種が発表されている、スマートフォン用OS「Windows 10 Mobile」名前を見ればMicrosoftのパソコン用OS「Windows」の系列であることは予想できると思いますが、まだまだ一般的な知名度は低いのではないでしょうか。
今回はiPhoneやAndroidスマートフォンとの違い、Windows 10 Mobileが登場するまでの歴史、強みや及第点をまとめていきたいと思います。

スマホ用OS、三度目の正直なるか!?

Windows 10 MobleはMicrosoftが開発するスマートフォン用のOSです。
昨年11月末に搭載されたSIMフリースマートフォンが日本国内でも発売され、2016年、注目を集めつつあります。実は、Microsoftのスマートフォン用OSの挑戦は今回が3回目。ここで簡単に歴史を振り返ってみます。

Microsoftのスマートフォン用OSの歴史

Windows MobileWindows PhoneWindows 10 Mobile
発売時期05年〜11年頃11年〜15年頃15年〜
対応機種
※機種は一例
W-ZERO3
W-ZERO[es]
WILLCOM 03
(ウィルコム)
EMONSTER
Touch Diamond
(イー・モバイル)
X01T、X02HT
(SoftBank)
hTc Z、F1100
HT-01A、SC-01B
(NTTドコモ)
E30HT、IS02
(au)
IS12T(au)
MADOSMA
(SIMフリー)
※発売後、Windows 10
Mobileへバージョンアップ
KATANA01、
KATANA02
EveryPhone、
NuAns NEO
(SIMフリー)
VAIO Phone Biz
(NTTドコモ 法人向け)


最初に登場したのは「Windsows Mobile」 2005年当時は携帯電話全盛期でしたが、スライド式キーボードやOutlook・Microsoft Officeとの親和性もあったので、ビジネスマンやガジェットマニアを中心に、根強い人気がありました。

Windows Mobileを搭載したスマートフォン「WILLCOM03」

そんなWindows Mobileも、2008年頃から転換を迎えこととなります。そう、iPhoneの日本上陸です。

3.5インチの大画面(当時)、フルタッチパネル、充実したアプリは、Windows Mobileのユーザーを取り込み、さらに2010年春にはXperia、秋にはGalaxy Sがドコモから発売され、Androidも急成長します。こうした市場の流れに伴い急激にシェアを落としたWindows Mobileは2010年のT-01B(NTTドコモ)・IS02(au)の発売をもって販売が終了となりました。
その次に登場するのがWindows Phoneです。Windows Mobile時代のアプリ資産などを全て排除し、リニューアルしてiPhoneとAndroidに挑むことになるのです。

Windows Phoneを搭載したLumia 920。なお、日本未発売

注目度も高かったWindows Phoneでしたが、日本国内ではauが2011年に発売した「IS12T」を最後にずっと機種が発売されず、忘れ去られたOSとなりました。
グローバルで見ても、Microsoft傘下に入ったNOKIAが「Lumia」シリーズを精力的に展開しましたが、爆発的なヒットとはなりませんでした。
その後Microsoftは、Windows Phoneを発展させ、PC用OS「Windows 10 」と親和性の高い「Windows 10 Mobile」にすることを発表しました。
過去には2度「撤退」を経験したMicrosoftが、三度目の正直で挑むのが、Windows 10 Mobileなのです。

目玉機能も沢山

Windows 10 Mobileはフルタッチパネルで、専用のストアからアプリをインストールする点では従来のスマートフォンと大きな違いはありません。しかし、後発ならではの強みも多数用意しています。
例えば「Continuum for Phone」は、大型のモニターとWindows 10 Mobileスマートフォンを接続すると、デスクトップPCのように大画面に最適化されたアプリケーションを使うことができる機能です。

Continuumを使うとスマートフォンがパソコンに早変わり!

Continuumに対応していない機種もありますし、まだ対応していないアプリも多いのですが、iPhoneやAndroidにはない、Microsoftだからできる機能です。また、ストア内のアプリの少なさを補うために、iOS用アプリを簡単に移植できる「Windows Bridge for iOS」も用意しています。当初より開発が遅れ、まだ対応アプリは登場してきておりませんが、2016年中には出てくる予定です。

搭載機種も続々登場!

Windows 10 Mobileに対応した機種は昨年から続々と登場してきています。

まずは、マウスコンピューター製のMADOSMA(マドスマ) Q501
昨年6月に発売された時は、Windows Phone 8.1を搭載していましたが、11月にアップデートが配布され、Windows 10 Mobileに。Continuumにこそ対応していないものの、バルセロナで開催されたMWC2016にてスペックアップした後継機種「MADOSMA Q601」ではしっかりとContinuumにも対応するとのことで、今後の展開が楽しみです。

また、FREETELは「KATANA」シリーズの名前でWindows 10 Mobileを発売。
すでに発売中の「KATANA01」「KATANA02」はContinuumには対応していないものの、安いお値段(両方とも税抜きで1万円代)でリーズナブルなのがウリです。

更にはPCメーカーのVAIOも、Windows 10 Mobileに参戦。
「VAIO Phone Biz」の名前で、4月に発売予定。Continuumにも対応した、ハイスペックモデルとして期待されています。

実際の使い勝手はどうなの?

かくいう筆者は、トリニティから発売されたNuAns NEOを現在使用しています。

背面のカバーを自由に組み合わせることができます

Twitter・Facebook・Evernote・Dropboxなどの有名所のアプリは一通り揃っているのですが、実際の操作体形や機能、トータルでの使い勝手がiPhone・Androidのアプリと比較するとイマイチな印象を受けます。また、飲食店などの予約・クーポンアプリや、他の機器(デジカメやウェアラブルデバイス)と接続するアプリなどもほぼないため、お世辞にも使い勝手がいいとは言えません。
この辺りは前述したWindows Bridge for iOSでアプリが出揃うのを気長に待つしかないでしょう。

次回はContinuumの使いかたを紹介します。

nova3

関連キーワード