2016.4.19
ドローンを飛ばしてみた!DJI無料体験会レポート
2016.4.19

ドローンを飛ばしてみた!DJI無料体験会レポート

ITライフch編集部
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最近ニュースなどで時々耳にする「ドローン」。名前の響きからして謎めいた雰囲気ですが、そもそもは雄バチやブンブンうなる羽音の意味を表す英語の「drone」に由来を持つそうです。何枚ものプロペラが高速で回転し、軽快に上昇していく姿はまさに言葉どおりの印象といったところ。

ドローンは現在、主に人間が立ち入りにくい工場施設や高架橋などの点検といった産業用途で使われています。それ以外にも、操縦のしやすさや搭載するカメラの画質向上も相まって、普段とは異なる視点からの撮影を楽しみたいという一般ユーザーの関心も高まっています。

しかし、そもそも電波を使って空を飛ばすという行為にはさまざまな制約が伴うもの。カメラでの撮影ということも含め、どんな場所でも自由に行えるというわけではありません。お祭りや行事の会場に墜落したり、さらには事件の道具として使われたりと、なにやら危ないモノとしてとらえる向きもあるようです。実際に飛ばすなんて相当ハードルが高いのではないでしょうか。

そんなドローンについて、初心者でも無料で学べて、なおかつ体験飛行もできるという講習会があることを聞きつけ、いち早く申し込みをしてみました。

今回参加したのは、株式会社セキド主催の「DJI無料体験会 NEW PILOT EXPERIENCE」です。この講習では、世界で有名なドローンメーカーのDJIが手掛ける世界共通のレジュメに基づき、セキドの大下さんが講師として説明します。

DJIでは、今回の体験飛行で使用する「Phantom 4」(ファントム 4)をはじめとする各種ドローンを展開しており、法人・産業用途では世界で7~8割のシェアを持っているとのこと。

Phantom 4の特長は、搭載するGPSとセンサによって精度の高いホバリングができる点と、カメラと機体の接続部に組み込まれているジンバルという装置によって、飛行中でもブレにくく安定した撮影ができる点にあります。

さらに、目標を認識して自動的に追尾しながら飛行を続けるアクティブトラック機能や、物などに接近するとそれ以上進まなくなる衝突回避機能を備えています。こうした性能面での高い評価によって、マスメディアをはじめ、農業やスポーツといったさまざまな分野での空撮に使用されるほか、災害時の捜索活動にも用いられた実績があります。

このように多くの場所で活躍するドローンですが、日本で飛行させるには各種の法律や制度を理解しておく必要があります

■ 飛行時には許可が必要!? ドローンと法の関係

まず操縦で使用する電波については、国内では現在2.4GHz帯の使用が認められており、これに適した機体には「技適」シールが貼られています。ただし、海外で購入するなど、機体によっては同じ2.4GHz帯であっても電波の出力が異なるため認められない場合もあるとのこと。

また、ドローンをはじめ無人航空機を飛行させるには、航空法による制限があります。具体的には空港周辺や、地表から150m以上の高さ、市街地など人口集中地区の上空を飛行するには許可が必要です。その他、日中に飛行させること、目視できる範囲で飛行させること、人やものとの距離を30m以上保つこと、などといった制約があります。

業務で使用する場合などには、こうした条件に当てはまらない場合が多く出てきているそうです。特に建物などの点検業務で使用するには、かなりの割合で許可申請が必要となるそうで、どういった場合に申請が必要となるのか、といった問い合わせも増えているそう。そうした各種決まりごとについての知識を踏まえた上で、操縦についての注意点を学びます

飛行させる前にはキャリブレーションといって、機体を手に持って水平、垂直に回転させ、GPSで現在の位置をきちんと把握できるようにする作業が必要です。きちんとキャリブレーションが行われると、離陸地点となるホームポイントが設定されます。加えて、プロペラやモータを手で回して異音がないか、ファームウェアやアプリの更新が行われているか、バッテリ警告が出ていないかについても確認します。

飛行させる環境についても、携帯電話基地局などの付近では電波干渉がないかといった点や、一般的にドローンは水に弱いため、雨だけでなく霧がでていないかといった点にも注意が必要とのこと。また、今回はドローンでの撮影は行いませんが、実際のフライト位置と撮影用のモニター表示にはわずかにタイムラグがあるため、モニターの画面ばかり見ていると、その間に衝突してしまう恐れもあるそうです。そのため、常に機体と周囲の状況に気を配るようにします。

■ 趣味にしたい、ドローン飛行

それでは、ついにドローンを飛行させます。

Phantom 4では、ドローンの操縦はプロポ、撮影はタブレットやスマホで行います。そのため、操縦自体はとてもシンプルです。プロポ右側のスティックを奥に倒すと「上昇」、手前に引くと「下降」、左右への移動も右スティックで行います。左側のスティックを奥に倒すと「前進」、手前に引くと「後退」、左スティックを左右に倒すと、それぞれの向きに機体が方向転換します。

おそるおそる右スティックを奥に倒してみます、するとドローンが羽音のようなモータ音をたて、軽やかに離陸しました。最初はいきなり上昇させずに目線の高さでホバリングし、飛行状態に問題がないか確認するようにします。

続いて左スティックを倒してドローンを前進させます。このとき、ドローンがどちらに向かっているのか把握するため、機体の進行方向に合わせて、自分の顔も同じ向きを見るようにします。これはあたかも実際に自分がドローンに乗っているかのようなイメージです。

右スティックを手前に引くとドローンが降下してきます。スティックの操作も指で弾くような動きを避け、勢いをつけずにじんわりと行います。これは自動車の運転と同じように、急発進・急ブレーキを防ぐような感覚です。着陸時にはプロペラの風圧に巻き込まれるなどして、いきなり真下に落ちる場合もあるので、最後まで油断はできません。

短い間の出来事でしたが、この体験飛行を終え、すぐにドローンを飛ばすということの魅力に引き付けられました。操縦自体は意外と簡単で、ドローンという未知の物体に対する気持ちのハードルを越えてしまうと、新たな趣味として所有したいとさえ思えてきます。ただし、これはあくまでPhantom 4という優れた機体の安定性能があってこそ。

本格的にドローンを取り扱う場合には、GPS機能を切った状態でもきちんと前後左右へと飛ばせるようになるまで練習する必要があります。当日は風速4mほどの風がふいており、インストラクターによるデモフライトの最中、試みにGPS機能を切ったその瞬間、ドローンが見る見るうちに流されていきます。このような状態では離陸すらできる自信がありません。

今回のドローン体験会を主催したセキドでは、4月1日に首都圏初となるドローン専用練習場「SEKIDO DJI ドローンフィールド」をオープンしました。インストラクターや専門スタッフが常駐しているので、初心者でも安心してドローン飛行の練習ができるそうです。もしPhantom 4をはじめとするDJIのドローンを購入したなら、一度足を運んでみてはいかがでしょう。

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