2016.7.5
急増する「スマホ老眼」 眼科医が指摘する要注意症状は「肩こり」「頭痛」
2016.7.5

急増する「スマホ老眼」 眼科医が指摘する要注意症状は「肩こり」「頭痛」

ITライフch編集部
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現代人にとって生活必需品であるスマートフォンですが、昨今は、長時間利用による健康被害も問題になりつつあります。そのひとつである「スマホ老眼」について、参天製薬がこのほど意識・実態調査を実施。目の症状だけでなく「肩こり」「頭痛」「倦怠感」などの症状があるユーザーは要注意と発表しました。

スマホ老眼とは、スマホを長時間利用する生活を続けることで目のピントが合いにくくなる症状のこと。一般的には老眼とは、加齢により水晶体が弾力性を失う老化現象を指しますが、スマホ老眼は水晶体自体の異常ではなく水晶体を薄くしたり厚くしたりする「ピント調節筋」(毛様体筋)の使い過ぎによって老眼と同様の症状を引きこします。
同調査では、スマホ老眼を自覚する10~50代のスマホユーザー男女500人を対象に実施。初めて症状を自覚したのは、「1年以内」(37%)、「半年以内」(31%)との回答が多く、大半のユーザーは最近になって症状に気付いた様子がうかがえるとのこと。自覚する頻度は「週に5回以上」が27%、「週に3~4回くらい」が21%、「週に1~2回くらい」が30%。合計すると、「週に1回以上、症状を自覚している人」が8割近くにのぼります。

平均利用時間は、平日が「3.4時間」、休日「4.0時間」。スマホ利用時の習慣として、「寝ころびながら使用することがある」は84%、「電車の中で使用することがある」は67%、「歩きながら使用することがある」は52%でした。
また、「スマホを長時間利用した後に、目以外の不調を感じたことがある」は51%という結果に。具体的な症状としては、「肩こり」が83%、「頭痛」が61%、「全身の倦怠感」が35%でした。スマホ老眼の対策は約9割が「必要」と回答しつつも、実際に対策しているユーザーは17%でした。

「スマホ老眼は治る!」(扶桑社)の著者で眼科専門医の荒井宏幸医師によると、スマホ老眼は眼精疲労の延長で、目の症状だけでなく肩こりや頭痛、倦怠感なども眼精疲労のサインとのこと。「すでに症状がある方は注意が必要。そのまま目を酷使するとドライアイなどの症状が起き、やがてピント調節が不全になるスマホ老眼にもつながることになる」(荒井医師)

文字の小さいスマホではただでさえ酷使するピント調節筋が、「電車スマホ」「歩きスマホ」「寝転びスマホ」ではブレたり揺れたりする中で画面に集中することになるため、筋肉がより疲労。上記の3つは、特によくない習慣だそう。対策として荒井医師は「スマホに依存し過ぎないこと。メールはパソコンで送るなど、なるべくスマホではないもので代用しましょう」と話しています。特に若年層は、回復が早いのでスマホ老眼の症状が出ても一時的なものだと思い、そのままスマホを見続けてしまいがち。しかし平気だと思いこんでいても疲労は蓄積されていくので、スマホゲームに夢中になりすぎず、未成年の長時間利用は親が注意を払うことも必要だそうです。

すでに症状が出ている人は、「ピント調節筋の血流を改善し、筋肉疲労を取り除いてあげることが重要」(荒井医師)。ピント調節筋の調節機能を改善する目薬も市販されているため、時間を決めて毎日同じ時間に使用することも効果が期待できるとのことです。

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