2016.9.27
ウインクするだけで写真撮影するウエアラブルカメラ「BLINCAM」代表が語るカメラの未来とは?
2016.9.27

ウインクするだけで写真撮影するウエアラブルカメラ「BLINCAM」代表が語るカメラの未来とは?

ITライフch編集部
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写真に撮りたいと思った瞬間に、デジカメやスマートフォンのカメラの起動が間に合わず撮り損ねてしまった――。誰しも身に覚えがある経験ではないでしょうか。子供のふとしたときの自然な姿や何気ない表情を気軽に残したいという思いから開発されたウエアラブルカメラ「BLINCAM」は、メガネに装着してウインクするだけで撮影することができ、クラウドファンディングサイト「makuake」で募った出資は9月26日時点で目標額の2455%以上を達成


■カメラの常識を壊すBLINCAMとは?


メガネのつるに取り付けて使用するBLINCAMは、心にとまったものをウインクして撮影。撮影できたかはシャッター音で確認でき、写真はBluetoothでペアリングされたスマホに即座に転送されます。撮った写真はスマホのアプリから確認し、保存や削除、SNSでの共有ができます。

ウインクでの撮影は、独自開発センサーを使用。意識的にウインクしたときの肌や筋肉の動きでシャッターが切られるため、撮りたいと思ったら即撮影が可能。従来の「写真はカメラを構えて撮影する」という世の中の当たり前を“壊し”、新しい写真体験を提供できるとのこと。

BLINCAMを開発しているブリンカム社CEO、高瀬昇太氏は「子どもにスマホやカメラを向けるといつの間にか同じポーズ、同じような表情になっていて、自然な表情が撮れなくなった」と話し、親が本当に撮りたい一瞬とはカメラを構えている間に過ぎてしまうという自らの体験から「見たままの瞬間を撮るというBLINCAMのコンセプトが生まれた」と説明。子どもを持つ親なら誰しもに共通する思いが、製品開発の原動力となっています。

「GoPro」などのムービーカメラで動画撮影して、あとから写真として切り出す方法もありますが、本当に心が動いた一瞬を撮影できるのはとても嬉しいもの。カメラを手に持つ必要がないため両手が自由に使え、従来は撮ることが難しかった自分の目線での料理する手元など、日常の瞬間を撮影することもできるようになります。


■BLINCAMはカメラを超えたコミュニケーションツールになるか?


BLINCAMの今後について高瀬氏は「まずはお届け予定の12月に出荷できることが最大の目標」としながらも、「世界中で活躍するカメラマンなどとコラボレーションし、リアルタイムで世界の事件や事柄などをアップできるコミュニティーを形成したい」とのこと。すでに多くのフォトグラファーから問い合わせが来ているそうです。また、BLINCAMで撮影した膨大な写真分類や整理を行う画像解析や、訪日外国人への無料貸し出しで蓄積できる旅行者の行動データのビジネス活用などの可能性も示唆しました。

BLINCAMによって、今見ているものをリアルタイムで世界中の人とシェアすることができるようになったら――。カメラの枠組みを超えた新しいコミュニケーションツールが誕生するのかもしれません。

高瀬氏がミッションとする「人間のライフスタイルの中で当たり前だと思っているんだけど実は不自由なものを、テクノロジーで解決するものを作っていきたい」という想いが込められているBLINCAMの完成と未来の展開に期待です。


メガネにつけてウインクで撮影。世界最速のウェアラブルカメラ「BLINCAM」

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