2016.12.14
IoTで自動車ローンに変革 誰もがクルマを利用できる社会に!GMSモビリティサービス
2016.12.14

IoTで自動車ローンに変革 誰もがクルマを利用できる社会に!GMSモビリティサービス

ITライフch編集部
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ベンチャーと大企業の業務提携支援を目指すプレゼンテーションイベント「Morning Pitch」の2016年末特大版「Morning Pitch Special Edition 2016」が12月14日、東京・港区の赤坂BLITZで開催。

登壇した企業の中で注目したい企業のひとつが、自動車を購入する際にハードルとなるローンをめぐる課題について、Fintech×IoT×モビリティで解決策を示す、Global Mobility Service株式会社(以下GMS)です。

日本では現在、非正規雇用の人や新卒者、個人事業主など、自動車ローンを支払う能力はあるのに審査に落ちてしまう人が100万人に上るといいます。世界でも同様に、自動車を使って仕事や生活の幅を広げたいというユーザーだけでなく、自動車メーカーや販売店にとっても機会損失が生じています。

これに対しGMSでは、多くの人が自動車を利用するチャンスを与えるべく、独自開発したIoTデバイス「Mobility-Cloud Connecting System」(MCCS)を用いたサービスを展開しています。

MCCSとは、CPUや3G通信モジュール、GPS、各種センサを内蔵し、搭載した車両の位置や危険運転といった運行情報を収集するもの。最大の特長として、もしユーザーがローンの支払いを怠った場合、遠隔操作で車両を動かせなくする機能を備えています。

使えなくなった車両がそのまま放置されてしまうのでは、との懸念もわいてきますが、すでにサービスを提供しているフィリピンでは、コンビニで支払いを済ませば即座に利用が再開できるという簡便さによってユーザーに支払いを促し、これまで大きな問題は生じていないとのこと。

他にも、車両やエンジンの状態を常時監視することで、走行中に車両のエンジンを停止するなといった危険な制御を不可能にしたり、車両盗難への対応を行ったりと、IoTとセンシング技術によるユーザー目線のモビリティサービスを実現。それと並行して、位置情報により車両の回収を容易にするなど、情報の価値を高めることで自動車ローンのハードルを下げるという仕組みです。

このMCCSを用いたモビリティサービスですが、課題の明確さや世界観への共感といった観点から、今回のMorning Pitch Special Edition 2016において最優秀賞を獲得しています。

Global Mobility Service代表取締役 社長執行役員CEOの中島徳至氏は、このサービスにおける金融機関との提携を切り口に、支払い能力はあるが与信審査が通らない層に対し、今後は教育ローンや住宅ローンといった分野においても、Fintechを用いた取り組みを広げていくとアピールしました。

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