2016.12.15
おむつからの解放で介護ケアを効率化!排泄予知ウェアラブルデバイス「DFree」
2016.12.15

おむつからの解放で介護ケアを効率化!排泄予知ウェアラブルデバイス「DFree」

ITライフch編集部
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ベンチャーと大企業の業務提携支援を目指すプレゼンテーションイベント「Morning Pitch」の2016年末特大版「Morning Pitch Special Edition 2016」が12月14日、東京・港区の赤坂BLITZで開催。

登壇した企業の中で注目したい企業のひとつが、主に介護分野におけるIoTデバイスの活用を進めているトリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(以下Triple W)です。

厚生労働省が発表した「平成28年版高齢社会白書」によると、介護保険制度における要介護者または要支援者と認定された人は、2013年度末で569万1000人となっており、2003年度末から198万人以上増加しているとのこと。こうした状況において、介護をする側、される側の双方にとって大きな悩みとなっているのが、「排泄の処理」といいます。

この課題に対して、Triple Wは、世界初となる排泄予知ウェアラブルデバイス「DFree」を開発しました。DFreeは、円形の本体部と小型のセンサ部で構成され、センサ部を体に貼り付け、人体に無害な超音波を用いて下腹部の変化を計測するという仕組みです。

現在、川崎市の介護施設では、DFreeを用いて膀胱の大きさの変化をモニタリングし、クラウドにデータを収集する実証試験を行っています。これにより、個別に測定された閾値から尿意を予測し、排泄のタイミングを捉えて対応することで介護ケアの効率化を実現できるとのこと。このDFreeについては、2017年からの量産開始に向け、さらなる測定精度の向上を図っており、便意の測定についても実用化に向けた取り組みを進めているそうです。

Triple W 日本支社長の小林正典氏は、DFreeの由来である“Diaper Free”(おむつからの解放)をコンセプトに、おむつ交換に頼らないことで介護される側のQOL(Quality of Life:生活の質)を向上すべく、介護施設への導入に加えて、一般向けにもサービスを提供していくとの狙いを語りました。


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