2017.3.24
「#春から〇〇!!」入学前にLINEやTwitterで知り合う中高生のコミュニケーションとは
2017.3.24

「#春から〇〇!!」入学前にLINEやTwitterで知り合う中高生のコミュニケーションとは

鈴木朋子
鈴木朋子
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nova3
4月は進学・進級の季節。とくに新1年生は新たな学校への第一歩です。新しい環境の中で「気の合う友達ができるかな」と不安になることもあるでしょう。でも、保護者の頃とは違い、最近は入学前にSNSで友達を作ることができるのです。


■「春から〇〇」ハッシュタグで進学先の学生・生徒と知り合う



中高生といえば、近頃はLINEの利用が主ですが、彼らはほぼ同じ割合でTwitterアカウントも持っています。LINEは親しい友人や家族との連絡に、Twitterは広くゆるい交流のためにと使い分けられているようです。

高校や大学の合格発表が行われると、彼らはTwitterに「#春から〇〇」というハッシュタグを付けて投稿します。

「合格しました!同じ学校の人、フォローしてくれたらフォロバするよ! #春から〇〇」

「〇〇」には進学先の学校名を、正式名称や通称で入れます。Twitterでは、ハッシュタグをタップするだけで、同じハッシュタグを付けている投稿を検索することができます。同じ進学先のアカウントがいたら、さっそくフォローしてつながります。「フォロバ」とは「フォローバック」、つまり「フォロー返し」のことを指します。同じ進学先のアカウントと相互フォローになるのです。

合格した時点ではまだクラス分けが行われていないため、学年中でつながっていきます。大学は、学科を越えてつながります。中高生はTwitterのプロフィールに、出身中学や高校、好きな芸能人や趣味などを細かく書いているので、「私も△△好きだよ」「ほんと!?仲よくしようね」などリプライ(返信)で会話して親交を深めます。

そのうち、誰かがLINEに新入生のグループを作ります。Twitterを通じてLINEグループの存在はあっという間に広まり、ツイートやDM(ダイレクトメッセージ)を通じてLINEグループへと加入していきます。その数は100人を超えることもあり、通知が鳴り止まない状態になります。「グループに入ったものの、自己紹介して通知を切った」というメンバーが増え、一部の活発なメンバーのみでトークが行われるグループもあるようです。

こうして入学式を迎えます。TwitterやLINEで仲良くなった相手がいる場合、「門の前に〇時にいるよ」などと待ち合わせ、初めて実際に会うのです。また、プロフィールの顔写真で「Twitterの〇〇ちゃんだよね?」ということもあります。同じ中学校出身の友人がいない高校に進学した場合などは、少しでも知っている相手がいれば心強いことでしょう。

クラス分けが発表されると、「クラスLINE」というクラスごとのLINEグループが作成されます。すると、同じ学年で集まっている「学年LINE」から「クラスLINE」へと分かれていきます。どちらのグループにも入っている中高生もいれば、あっさり学年LINEを退会してしまうメンバーもいます。TwitterやLINEのプロフィールには、「12HR(1年2組)」というようにクラスを記載しまることもあります。ここからは実際の交流がメインになり、LINEで知り合った相手とは疎遠になってケースも見られます。


■ハッシュタグには知らない大人が潜り込むときも


「#春から〇〇」ハッシュタグは、当然ですが実際に合格していなくても使うことができます。出会いを求める大人や、マルチ商法などの勧誘者が中高生になりすましていることに気がつかず、つながってしまう可能性もあります。実際に入学式で相手と顔を合わせるまでは、個人情報を渡さないように気をつけましょう。

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