2017.3.1
絶好調!「Y!mobile」「UQ mobile」のiPhone 5sとは
2017.3.1

絶好調!「Y!mobile」「UQ mobile」のiPhone 5sとは

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格安スマホ 灼熱のウルトラサマーセール
競争の激しい格安スマホ業界において、Y!mobileとUQ mobileが絶好調です。ともに関連会社の携帯ブランド「SoftBank」「au」に勝るとも劣らない通信品質と、通話料金も込みの手頃な価格が支持され、契約者数が増加。家電量販店の携帯電話売り場でも、この2社のコーナーはひときわ盛り上がっています。

Y!mobileとUQ mobileにおいて、人気の屋台骨となっている機種がiPhone 5sです。ある量販店のY!mobileスタッフのかたに聞くと、「新規契約の3割ほどがiPhone 5s」とのことでした。他の格安スマホ事業者でiPhoneを提供している事業者はほとんどないため、「月々の料金を安くしたい。でもiPhoneを使いたい」かたは、Y!mobileかUQ mobileを選ぶことになるでしょう。

しかしながら、iPhone 5sはグローバルでの発売が2013年9月と、約3年半も前の機種。長く使うにあたっては気になる点もあります。そこで、他のiOS機種と比較しながらiPhone 5sを分析してゆきます。

 

■iphone 5sの復活劇はスマホ史上でもまれなケース

前述のとおり、iPhone 5s自体は2013年9月に発売された機種です。ドコモ・au・SoftBank、そしてApple StoreでSIMフリーモデルが登場しました。その後、後継機種であるiPhone 6シリーズ(2014年)、iPhone 6sシリーズ(2015年)の登場により、iPhone 5sは旧機種として収束するかと思われました。ところが、2016年3月にY!mobileが取り扱いを開始し、見事復活を果たしたのです。

同じ2016年3月には、iPhone 5sと同じ筐体でプロセッサ・カメラなどを強化した派生モデル「iPhone SE」が誕生。史上初の「1年に2度のiPhone発表」となりました。

iPhone SEの登場からしばらく経ち、次世代のiPhone 7シリーズ登場が期待されていた2016年7月、今度はUQ mobileがiPhone 5sの取り扱いを開始します。

iPhone発売年表
2013年09月iPhone 5s/5c発売開始(docomo・au・SoftBank)
11月iPhone 5s/5c販売開始(Apple Store)
2014年09月iPhone 6/6 Plus発売開始(docomo・au・SoftBank・Apple Store)
2015年09月iPhone 6s/6s Plus発売開始(docomo・au・SoftBank・Apple Store)
2016年03月iPhone 5s販売開始(Y!mobile)
iPhone SE発売開始(docomo・au・SoftBank・Apple Store)
07月iPhone 5s販売開始(UQ mobile)
09月iPhone 7/7 Plus発売開始(docomo・au・SoftBank・Apple Store)

 

スマートフォンの登場からおよそ10年。日々進化し続け、新しいモデルが出るたびに驚きと感動があります。しかし、機種が陳腐になってしまうペースも早く、登場から2年も経てばパフォーマンスが落ち、実用性が低くなるのが常でした。しかしながら、iPhone 5sは発売から2年半経って復活。さらには同じ筐体を持つiPhone SEが出てきたことで、ケースなどのアクセサリー類も復活しました。2013年発売の機種が2017年春商戦でも売れ続けているのは、異例中の異例とも言えるでしょう。

 

■iOS10を入れてもサクサク動くiPhone 5s

発売から時間が経っているiPhone 5sですが、驚くことに最新のiOS10を導入してもサクサクと動きます。

iPhone 5s、iPhone SE、iPhone 7のスペック比較

機種名

iPhone 5siPhone SEiPhone 7
サイズ(高さ×幅×厚さ)123.8mm×58.6mm×7.6mm123.8mm×58.6mm×7.6mm138.3mm×67.1mm×7.1mm
重量112g113g138g
チップA7チップ
M7モーションコプロセッサ
A9チップ
M9モーションコプロセッサ
A10 Fusionチップ
M10モーションコプロセッサ
ディスプレイサイズ4インチ4インチ4.7インチ
解像度1,136×640(326ppi)1,136×640(326ppi)1,334×750(326ppi)
通信速度下り最大100Mbps下り最大150Mbps下り最大450Mbps
アウトカメラ800万画素1200万画素1200万画素
インカメラ120万画素120万画素700万画素
ビデオ最大1080p HD (30 fps)最大4K (30 fps)最大4K(30 fps)
Touch ID対応(第一世代)対応(3第一世代)対応(3第二世代)
3D Touch非対応非対応対応
防水非対応非対応対応
Apple Pay(Suicaなど)非対応非対応対応

 

iPhone 7のチップ「A10フュージョン&M10」はスマホであり余るほどのパワーですので、iPhone 5sに搭載されている旧世代「A7&M7」でも、基本操作は快適です。動画編集や高負荷の3Dゲームならともかく、SNSやちょっとした検索くらいに使用するのであれば、iPhone 5sでじゅうぶんでしょう。3年半前に発売された機種ですが、最新のOSが配信され、きちんと使うことができるのは「さすがiPhone」と言ったところでしょうか。

ただし、インカメラの画素数や動画のサイズ、3D Touchや防水の有無など、細かい点で最新機種との差があるので、注意が必要かもしれません。

 

■iPhone 5s発売から3年半が経過 さらに長期間使うことは可能?

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

製品としての活躍期間の長さや、同型の後継機が投入された異例さを考えると、iPhone 5sはスマホ史において「名機」と言い切って差し支えない機種だと思います。しかしながら、Y!mobile、UQ mobileで発売されているiPhone 5sの価格は38,988円からとなっており、2年間、あるいはそれに準ずる長期の継続利用が前提の価格です。

価格の比較をしたものが下の表です。参考として、Apple Storeで販売中のSIMフリーiPhone SEの価格も載せておきます。

価格の比較
キャリア 一括価格(税込)実質価格(2年継続利用した割引後の価格)
Y!mobile
iPhone 5s
16GB38,988円実質100円〜
32GB42,876円実質100円〜
UQ mobile
iPhone 5s
16GB46,764円実質100円〜
iPhone SE
SIMフリー
16GB48,384円なし
64GB53,784円

 

この「実質価格」は大手携帯電話事業者で広く採用されている仕組みで、ひとつの機種を継続利用していると、最大2年間は割引が適用されます。ただし、機種変更や解約を行うと適用外になるので注意が必要です。

Y!mobileもUQ mobileも実質価格は驚くほど安いのですが、一括価格はSIMフリー版のiPhone SEと大きな差がないのに注目。中古のiPhone 5sが20,000円前後で購入できることなどを考えると、Y!mobile、UQ mobileのiPhone 5sの一括価格は少し高いように感じられます。 

 

■初代iPad miniからiPhone 5sの寿命を考える

そこで参考にしたいのが、初代iPad miniです。私は地元でiPad教室を開催しており、中高年の方を対象に色々とレクチャーしていますが、初代iPad miniの実用動作が厳しくなっているのを痛感します。キーボードを出したり、検索したりするのに時間がかかり、フリーズしてしまうのです。

iPad miniとiPhone5sの比較
機種名 発売日  初期OS最終OSチップRAM(非公開)
初代iPad mini2012年11月iOS6iOS 9A5512MB
iPhone 5s2013年09月iOS7A7&M71GB

 

2016年に配信されたiOS10のアップデートはiPad miniへは見送られ、iOS9.x世代でストップ。前述したようなパフォーマンスの問題もあり、iPad miniは現役引退の方向へと移行しています。iPhone 5sと発売が近いiOSデバイスが徐々に退いていく姿を間近で見ていると、iPhone 5sを2年間の利用が前提の価格で購入するのはいかがなものだろうか?と個人的には思います。

iPadシリーズと「名機」iPhone 5sではAppleのサポートの比重も変わるでしょうから単純な比較はできませんし、Y!mobileとUQ mobileのそもそもの料金が安いので、iPhone 5sを選ぶのはじゅうぶんアリだと思います。ただし「この機種を2年間使えるかどうか」をある程度考慮し、そのうえでの購入をおすすめします。

 (文・モバイルプリンス)

格安スマホ 灼熱のウルトラサマーセール

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