2017.3.31
ヘビーユーザーほどリテラシーは低くなる!?総務省、青少年のネットリテラシーに関する調査結果を発表
2017.3.31

ヘビーユーザーほどリテラシーは低くなる!?総務省、青少年のネットリテラシーに関する調査結果を発表

ITライフch編集部
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友人との会話をはじめ、部活や行事の連絡など、もはや日々の高校生活において必須アイテムとも言えるスマートフォンを介したコミュニケーション。その利便性とはうらはらに、高額請求やいじめ、個人情報流出など、インターネットの利用を巡るトラブルも絶えず発生しています。

こうした現状を背景に、総務省は3月31日、青少年のネットリテラシーに関する実態調査報告「平成28年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を発表しました。

CBTの画面例
出典:総務省「青少年のインターネット・リテラシー指標[指標開発編]」

この内容は、総務省が全国の高等学校89校の1年生約14,800名を対象に、昨年7月から12月にかけて実施した青少年のネットリテラシーを可視化するテスト「ILAS(Internet Literacy Assessment indicator for Students)」の結果に基づくもの。

その結果、今回の全問正答率は67.2%となり、前年度の正答率(71.0%)をやや下回りました。

設問のうち、インターネット上で適切にコミュニケーションができる能力についての正答率が69.3%と高かった一方、プライバシー保護や適切なセキュリティ対策ができる能力については同62.6%と低くとどまっています。

出典:総務省「平成28年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」

具体的には、オンライン売買のトラブルや有料サイト、架空請求といった不適正取引リスクについての正答率が圧倒的に低く、通信料金やゲーム内課金、ネット依存といった不適正利用リスクや、ブログやSNSにおける個人情報の流出といったプライバシー利用リスクについての低下幅も大きかったそうです。

インターネットに接続する際、最もよく利用する機器(択一回答)
出典:総務省「平成28年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」

また、インターネットにアクセスする機器については、89.2%がスマートフォンを利用すると回答。平均利用時間については平日、休日ともに2~3時間が最も多く、利用時間のうち6割程度をSNSが占めているとのこと。このSNSの利用状況に関して、約半数が一度も会ったことのないSNS上だけの友人がいると回答しています。

出典:総務省「平成28年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」

そのほか、インターネットの利用について学校や家庭のルールがある、もしくはインターネットの利用に利点を感じている青少年のリテラシーが高くなる傾向が見られました。その反面、スマートフォンを長時間(6時間以上)利用するとリテラシーは低くなる傾向があるとのこと。

出典:総務省「平成28年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」

こうした結果を踏まえ、インターネット・リテラシーの向上には、家庭においてインターネットの使い方を教える環境づくりや、適度な時間でのスマートフォンの利用が重要になると指摘しています。

平成28年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等

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