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Appleの製品と相性抜群なワイヤレスイヤホン「AirPods」を使ってみた!
2017.4.11

Appleの製品と相性抜群なワイヤレスイヤホン「AirPods」を使ってみた!

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Appleから登場したワイヤレスイヤホン、AirPods。当初は昨年(2016年)10月の発売予定でしたが延期され、12月から受け取り可能となりました。
iPhoneの最新モデル、iPhone 7シリーズからはイヤホン端子が廃止され、ワイヤレスイヤホンの使用をApple側も推奨しているようです。こうしたことが追い風になったのか、オンラインでは常に「6週間待ち」。Appleプレミアムリセラー(公認の専門店)で予約し、9週間待つことにしました。このように入荷待ちで首を長くして待っている人がいる一方、すでに使用している人からは、個性的な細長いデザイン、装着感などについて、最近のApple製品にはめずらしく、賛否両方の意見が聞こえてきています。

今回は、そんなAirPodsの使い勝手についてお伝えします。


■左右独立の完全ワイヤレスモデル!ただし装着感には賛否あり


AirPodsはBluetooth接続のワイヤレスイヤホン。Bluetoothイヤホン自体は10年以上前から存在していますが、AppleからBluetoothイヤホンが登場するのはAirPodsが初めてです。

左右の接続ケーブルも含めた「完全ワイヤレス」は、クラウドファンディングで開発され、日本でも2015年末に発売された「EARIN」が開拓した新境地。完全ワイヤレスのイヤホンを使うのは初めなので、ワクワクです。
 

この10年でケーブルが少しずつなくなり、AirPodsでは完全にワイヤレスとなった。


実際に使ってみると「イヤホンも国境も、線(ケーブル)はない方がいい...」と、謎の言葉がポロっと出てしまうほど快適。ケーブルがあるとカバンやリュック、室内の家具などに引っかかって落ちたりすることがありますが、そうしたことからは卒業です。

また、AirPodsは左右それぞれが4グラムと軽いのも特徴。
 
購入したばかりの時こそ「耳に何か着けている」感じがありましたが、慣れてしまえば線がないこととも相まって、本当に楽に過ごせまです。

ただし、AirPodsの形状は気になります。カナル型イヤホンであれば、柔軟性のあるゴム素材ですし、耳の大きさに合わせたイヤーピースに交換することも可能ですから、自分に合ったフィット感を追求することができます。しかし、AirPodsは固いポリカーボネートのツルツル素材。イヤーピースをあとからつけることができないため、耳に合う・合わないが、人によってはっきりと分かれるでしょう。

AirPodsの形そのものは、iPhoneに付属しているEarPodsとほぼ同じです。
 
EarPodsの場合、ケーブルによって下に力が加わりより耳から外れやすくなりますが、AirPodsは、軽い上にケーブルレスなため、意外にも外れにくいです。形こそEarPodsと同じですが、装着感が全く違うので、一度店頭で試着して耳との相性を確認してみてください。


■可もなく不可もない音質だが、ノイズや遅延が少ないのはGOOD!


イヤホンである以上、音質も気になるところですが、実際に聞いた感想は「悪く言えば凡庸、良く言えば癖がない」という感じでした。個人的にはラジオを聴く時間が圧倒的に長いので、この「癖のなさは」好印象です。パーソナリティーの声もはっきりとむだなく聞こえ、耳が疲れません。

しかしながら、音質にこだわるタイプのかたは物足りなさを感じてしまうかもしれません。また、カナル型イヤホンとは違って遮音性も低く、音楽再生中も周囲の音がかなり入ってくるため「音楽の世界にひたる」ような使い方は難しそうです。もっとも、反対にこちらの音も結構漏れてしまうので、混み合った電車など人の多い場所では、それなりに配慮が必要となるでしょう。

うれしい誤算は接続の安定性です。Bluetooth接続の場合、ノイズや、動画再生時の遅延などが発生する場合がありますが、AirPodsではほとんどその症状が現れず、快適そのものです。

また「デュアルビームフォーミングマイクロフォン」の技術をフルに使った通話時のマイク性能も素晴らしく、ハンズフリー通話がはかどります。


■専用ケースは実用性抜群!バッテリー持ちも大満足



完全ワイヤレスのAirPodsでは、付属の収納ケースが充電器も兼ねています。

AirPods単体では最大5時間の再生が可能で、充電ケースに収納することでAirPodsが充電されます。AirPods本体、充電ケース双方の電池残量はiPhone本体から確認することができます。
 

充電ケースはLightningケーブルで充電。iPhoneと充電ケーブルを共有できるのはうれしい。


AirPods・充電ケース共にバッテリー容量が大きくないため、充電時間が早いのもうれしいポイント。例えば、AirPodsの電池残量が「15%」から、約7分充電ケースに入れると「63%」まで回復。充電ケースの電池残量「65%」からLightningケーブルで約10分充電すると「82%」まで回復しました。

入手から1か月、電池切れになったことは一度もありません。ちょっとした隙間時間で充電を済せられるのはポイントが高いです。「使わない時はケースにしまう=充電」という図式のため、気がついたら常に電池満タンと言ったところでしょうか。

あえて苦言を呈するなら、充電ケースの隙間にホコリが溜まりやすいのは少しだけマイナスです。

とはいえ、充電ケースのサイズ感、充電スピード、電池容量などトータルでの満足度はかなり高く、ワイヤレス製品につきものの「充電のわずらわしさ」はかなり解消してるといえます。


■何より便利なApple製品連動機能


AirPodsはAppleが新しく開発した「W1」チップを搭載しており、Apple製品間でスムーズに接続を切り替えることができます。
通常のBluetooth機器は、接続済みデバイスとのペアリングを一時的に解除し、次のデバイスで接続を行います。つまり、2台の機種を操作する必要がありました。しかしW1チップをApple製品で使うと、新しく繋ぎたいデバイスで接続するとスムーズに切り替わります。この1台の操作でOKになるのが本当に楽ちんです。

とくに私は「iPhone 7 Plus」「iPad Pro」「MacBook」「Apple Watch Sports」を常用しているため、W1チップの恩恵を最大限に受けています。
 
ラジオを聴く時はiPhone 7 Plusに接続、大画面でYouTubeを見る時はiPadに接続、MacBookで動画編集を行う時はすぐに切り替え...。このように、Apple製品の依存度が高い人は、この切り替えに慣れるとW1チップなしには戻れなくなると思います。W1チップはAirPodsに限らず、同時期に登場した「BeatsX」などにも搭載されています。AirPodsがどうしても合わない、というかたはそちらを選ぶのもありかもしれません。


■新機能の「AirPodsを探す」


3月下旬に配信されたiOS10.3から、AirPodsを探す機能が追加されました。これは最初から入っている「iPhoneを探す」アプリの中に入っています。
 
マップの中に、AirPodsの最終接続地点が出てきますので、そちらを参考に探すことができます。ただし、AirPodsにはGPSもモバイルネットワークも搭載されていないため、最終接続地点から動いてしまうと捜索は難航するでしょう。盗難対策にはならないので、注意が必要です。

またAirPodsから大きい音を鳴らし、どこにあるのか探す機能も追加されています。こちらは遠隔では使えず、iPhoneとAirPodsがBluetoothで接続していることが条件です。また、音を鳴らしたとしてもAirPodsから漏れ聞こえる程度の音量のため、注意が必要です。

コンパクトサイズのため「失くしてしまいそう」と感じるかもしれませんが、このアップデートで少しだけ安心することができるようになりました。万が一に備え、使い方をあらかじめ確認しておいたほうがよいでしょう。


■まとめ:好き嫌いが大きく分かれるタイプのデバイス!予約前にあらかじめ確認を!


AirPodsを使って分かったのは、できたてほやほやのデバイスのため、粗さと先進性が入り混じっているということです。そのためかなり賛否が分かれると思いますが、幸い私はどの性能にも「ハマる」感覚があり、かなり満足度の高い買い物となりました。

AirPodsの適性について、ざっくりとまとめてみました。

●AirPodsこんな人にオススメ
・ハンズフリー通話が多い人
・動画・ラジオを聴くことが多い人
・Apple製品を多く使っている人

●AirPodsこの人にはオススメできない
・そもそも耳にフィットしない人
・装着時のフォルムがしっくりこない人
・音質にこだわる人
・とにかく安く済ませたい人
 

知り合いに「耳毛を抜くやつですか?」と真顔で聞かれました


良くも悪くもiPhoneが売れて普及し「サプライズ」が減ってきているのに対し、AirPodsはかなり攻めており、使った時に新鮮さがありました。

百聞は一見にしかず、まずはお店で試着するなどして、ためしてみてください。

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