2017.4.19
 反応が早いのは「人身事故」 4月~6月の電車運転見合わせ時間とSNS投稿数は路線により差
2017.4.19

反応が早いのは「人身事故」 4月~6月の電車運転見合わせ時間とSNS投稿数は路線により差

ITライフch編集部
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新年度の始まりや大型連休などで、4~6月は電車のダイヤの乱れが気になる時期です。マーケティングコンサルティングなどを手がけるBONDICは4月18日、電車遅延に関する分析調査の結果を発表。都心を走る5路線の、電車が止まっている時間や路線、原因とSNS投稿数の関係性についての考察を公表しました。

原因別 平均運転見合わせ時間と投稿数ピーク時間
出典:BONDIC「春の電車運転見合わせ時間とSNS投稿数の関係」

調査は、昨年の4~6月の3カ月間で最も人身事故の数が多かった、「京急本線」「京浜東北線」「常磐線」「中央総武線」「東武東上線」の5路線が対象。遅延の原因と路線別に、運転見合わせ時間に対してSNS投稿がピークになるまでの経過分数の割合を出しました。SNS投稿数のタイミングが最も早いのは「人身事故」。「他路線の影響」「鉄道会社」「天災」「複数原因」はやや遅めで、「利用者」が原因の遅延になると非常に遅く、運転が再開した後にピークが起こるケースもあるようです。

原因グループ別 運転見合わせ時間と投稿が落ち着く時間
出典:BONDIC「春の電車運転見合わせ時間とSNS投稿数の関係」

原因別の平均運転見合わせ時間とSNS投稿数が落ち着く時間の比では、運転見合わせ中と運転再開後の1分あたり平均投稿数とその比を分析。遅延が起こった場合にSNS投稿が落ち着くまでには、運転見合わせ時間の3倍以上の時間がかかることもあるそう。中でも、「天災」と「利用者」が原因の場合、どちらも運転見合わせ時間は短いですが見合わせ時間に対する落ち着く時間はそれぞれ7.9倍、14.2倍で、SNS投稿が長く続く傾向があるようです。

原因別 運転見合わせ時間に対する投稿ピーク時間の割合(人身事故のみ)
出典:BONDIC「春の電車運転見合わせ時間とSNS投稿数の関係」

路線別では、人身事故に起因する遅延のみにしぼって分析。平均見合わせ時間に対するSNS投稿がピークになるまでの時間の割合は、「京急本線」「京浜東北線」が早く、情報が拡散するスピードが早いといえそう。投稿ピークのタイミングが最も遅く訪れるのは「中央総武線」で、「常磐線」はやや遅く、「東武東上線」はやや早い傾向。

路線別 運転見合わせ時間×投稿が落ち着く時間(人身事故のみ)
出典:BONDIC「春の電車運転見合わせ時間とSNS投稿数の関係」

運転見合わせ時間とSNS投稿が落ち着く時間の比をみてみると、「常磐線」と「中央総武線」は時間がかかっています。

路線別 運転見合わせ時間×投稿が落ち着く時間(人身事故のみ)
出典:BONDIC「春の電車運転見合わせ時間とSNS投稿数の関係」

1分あたりの平均投稿数で目立つのは「京浜東北線」「東武東上線」で、運転見合わせ中に投稿が集中。「京急本線」と「中央総武線」は運転再開後にやや集中しており、「常磐線」は運転再開後により集中しているといえます。

路線別のSNS投稿の動きが目立って遅いのが「中央総武線」と「常磐線」でした。早いのは「京急本線」と「京浜東北線」で、運転再開前にある程度落ち着く傾向がみられました。

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