2017.4.25
アカウントはひとつじゃない!?イマドキ中高生のSNSやスマホ、アプリの利用実態
2017.4.25

アカウントはひとつじゃない!?イマドキ中高生のSNSやスマホ、アプリの利用実態

鈴木朋子
鈴木朋子
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中高生の使用頻度が高いSNSアプリの1位は何だと思いますか?答えは「LINE」です。では、2位は何でしょう?正解は「Twitter」。SNSの老舗になりつつある「Twitter」は中高生に大人気。なかでも高校生の利用率はかなり高めです。そして高校生はTwitterアカウントを複数作って使っているようです。そこで、その実態についてお伝えします。


■高校生は平均3.1個のTwitterアカウントを持っている


子どもたちがスマホを持つと、まず始めるのはLINEです。デジタルアーツ株式会社が2017年3月に発表した「未成年者と保護者のスマートフォンやネットの利活用における意識調査」によると、小学校4年生から高校生までの子どものLINE使用率は73.9%。これは同調査のなかではかなり高い数字です。そして、SNS使用率2位のTwitterは35.8%。あまり高くないように感じますが、男子高校生の77.7%、女子高校生の83.5%がTwittterをよく使うと答えています。高校生になるとTwitterを始めることが、調査結果からわかります。

Twittterは2008年に日本向けサービスを始めた、SNSとしては歴史の長いサービスです。それをなぜ高校生が愛用しているのか、不思議に感じる人もいるでしょう。

高校生がTwitterを使う理由のひとつは「複数のアカウントを持てる」こと。電通総研が2015年に発表した「若者まるわかり調査2015」には、高校生はTwitterアカウントを平均3.1個持っているというデータがあります。では、なぜ複数のアカウントが必要なのでしょうか。


■だれにも気がねせずつぶやきたい


Twitterでは、出身中学や同じ高校、部活の先輩、アルバイトの友達など、実際の知り合いと広くつながります。本当に仲のよい友達とは本音で話したいところですが、Twitterの投稿はフォローされた人にはすべて読まれてしまいます。

そこで、投稿を読まれたい人ごとにアカウントを作るのです。実際の知り合い「本アカウント」や「リア垢」(リアはリアル、垢はアカウントの意味)と呼ばれるアカウントでつながります。いわば「公的な自分」で、内容も友達と出かけたこと、文化祭や体育祭の写真など、無難で明るいものが多く投稿されます。

さらに、仲よしの友達とだけつながる「裏アカ」もあります。裏アカでは、本音を遠慮なく投稿するため、言葉遣いが乱れ気味になることが多いようです。本アカで「今日は先輩とお出かけ。楽しかったな」と投稿していても、裏アカでは「先輩と外出なんてマジだるい」とつぶやいたりしています。裏アカは裏アカ同士でつながることが多いため、「わかる。ウザいよね」など、とリプライ(返信)で盛り上がることもあります。

「裏アカの投稿はLINEでもいいのでは」と感じる方もいるかと思いますが、LINEではひとりの相手、もしくは複数の相手あてに直接メッセージを送ることになるため、返事を強要する気がして思う存分書けないのだそうです。その点、Twitterなら、返事したいと思った人だけが反応してくれます。お互いに気軽な関係で付き合うことができるのです。

もっと本音をつぶやきたい中高生は、「愚痴アカ」や「闇アカ」というアカウントを作ります。その名の通り、愚痴や悪口しか言わないアカウントです。最初から「愚痴を言う」と宣言しているので、フォローしてくれた人への気遣いはせず、心の内を存分につぶやけます。

そうは言っても、「愚痴アカのフォローは義理でしているから読むのがつらい」と言っている高校生もいました。同じグループの友達が愚痴アカを作れば、フォローしないわけにはいきません。でも、人の愚痴は聞いていても楽しくはないでしょう。そういう場合は「ミュート」機能を使って非表示にするそうです。

また、「趣味アカ」を持っている高校生もたくさんいます。趣味アカは、趣味に関するアカウントです。好きな芸能人、漫画、ダイエットなどの情報を集めたり、自分で発信したりします。本アカでも投稿することはあるのですが、趣味は個人によって異なるため、「あまり偏った投稿ばかりしていると友達に迷惑なのでは」という理由で別のアカウントにしています。また、趣味アカなら趣味を通して他のアカウントと繋がっても、実生活を知られることもなく、情報交換がはかどります。

このように、中高生のTwitterは用途に合わせてひとつずつアカウントを作り、使い分けています。投稿を読む相手に不快な思いをさせず、自分の好きなようにつぶやくためのよいアイデアだといえるのではないでしょうか。

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