2017.5.3
モバイル技術を活用して訪日外国人に人気の旅行ルートを推計 旅行前の情報収集にSNSやブログも活用
2017.5.3

モバイル技術を活用して訪日外国人に人気の旅行ルートを推計 旅行前の情報収集にSNSやブログも活用

ITライフch編集部
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JR東日本とNTTデータは4月、訪日外国人旅行者の移動実態について調査結果を発表しました。

この調査では、2016年6月から8月の期間中、NTTドコモの回線網に訪日外国人旅行者が利用する約500万台の携帯電話がローミングインした際の運用データを基に、その実態に近い移動データを推計するという「モバイル空間統計」を活用。

これによると、入国者数が253.0万人と最も多かった関東地方では、その後、信越から北陸、東海から近畿など、38.0%の96.2万人が他の地方へ移動。続いて、入国者数が160.7万人の近畿地方からは、入国3日目に東海地方、同5日目には関東へ移動するなど、29.3%の47.1万人が他の地方へ移動していることがわかりました。

その一方、九州地方には44.6万人が入国し、89.9%の40.1万人が他の地方へ移動せずにそのまま出国、沖縄地方には40.8万人が入国し、97.1%の39.6万人がそのまま出国、北海道地方には27.4万人が入国し、93.8%の25.7万人がそのまま出国するといった結果となりました。

また、首都圏にのみ滞在した訪日外国人旅行者の移動実態について、NTTアドの観光アプリ「Japan Travel Guide」のGPS データを用いて調査および分析を実施。

その結果、こうした外国人旅行者の旅程は平均3.7日と短く、初日に新宿や浅草、銀座、2日目に舞浜エリアを訪れるといった、定番観光地のみを周遊する傾向がうかがえるとのこと。

ちなみに、国別の旅行者数を見ると、中国が138.8万人で最も多く、一人当たり3.5都道府県を訪問。続いて韓国が122.9万人で同1.7都道府県、台湾が107.4万人で同2.2都道府県などとなっています。

また、過去1年以内に訪日旅行経験がある20代以上の男女1200人にアンケートを行ったところ(複数回答)、訪日前に滞在エリアの決定に用いた情報源として、中国と韓国、台湾、香港ではそれぞれ6割近くがSNS・ブログ記事と回答する一方、アメリカではSNS・ブログ記事については3割半ばにとどまりました。

全体を通じて、訪日前、旅行中ともにオンライン予約サイトの利用が最も多く、旅行中については地図検索・ルート検索サイトも重要な情報源とされているとのことです。

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