2017.6.20
夏の肌は大気汚染物質を引き寄せている!?日本気象協会とポーラがビッグデータ活用の研究結果を発表 
2017.6.20

夏の肌は大気汚染物質を引き寄せている!?日本気象協会とポーラがビッグデータ活用の研究結果を発表 

ITライフch編集部
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強い紫外線による日焼け対策が気になる季節になりました。

「気象」と「肌」に関するビッグデータを活用した共同研究を行っている一般財団法人日本気象協会とポーラは6月20日、夏の肌への影響を都道府県別に調査した結果を発表。くすみやシワなどの肌荒れへの外部環境要因には「紫外線」「乾燥」に加えて、PM2.5など大気汚染物質「肌荒大気(はだあらしたいき)」も存在することを明らかにしました。

両社は2014年から共同研究を実施。2015年11月からは、気象と肌のビッグデータを活用して肌変化を予測する無料の美容アドバイスサイト「美肌予報(びはだよほう)」を運営しています。

調査では、47都道府県の2010~2013年の7、8月における「女性の肌データの分析結果」「同時期の気象データ」「大気汚染物質データ」を総合的に解析。「肌荒大気」はポーラによる造語で、「大気」は大気汚染物質などをさすとのこと。

「夏の肌荒れを起こす2つの『肌荒大気※』を発見」
http://www.pola.co.jp/company/pressrelease/pdf/2017/po20170620.pdfより

肌荒大気は気象や地形の違いにより、夏には「留まるタイプの“滞留型”肌荒大気」と「流れ込むタイプの“流入型”肌荒大気」の2つに分類できるそう。

大気汚染物質は皮膚に接触、進入することで肌荒れを引き起こしますが、人の肌を想定し汗や皮脂の状態を再現した人形による実験では、肌への付着面積は顔全体の約53.5%に達し、特に目頭や小鼻など、顔のくぼんだ場所にたまることがわかりました。

ポーラ 美容研究室調べ
「夏の肌荒れを起こす2つの『肌荒大気※』を発見」
http://www.pola.co.jp/company/pressrelease/pdf/2017/po20170620.pdfより

また、汗や皮脂が多くなる夏の肌には、他の季節と比較して大気汚染物質が約3.7倍も多く付着することも判明。「肌荒大気」を防ぐためには、肌をサラサラに保つためにパウダーを使用したほうがよく、日焼け止めや下地のみの化粧はNG。洗顔時は顔のくぼみを意識して洗うことを心がけてほしいとのことです。

「“滞留型”肌荒大気」は、その地域で発生した大気汚染物質が夏の風の弱さや、近くに山地があることにより、滞留しやすく肌荒れを引き起こしやすくなります。注意が必要な都道府県は、新潟、富山、広島、滋賀、千葉県。

「“流入型”肌荒大気」は、他の地域で発生した大気汚染物質が海風に乗って運ばれてくることにより、肌荒れを引き起こしやすくなります。注意が必要な都道府県は、栃木、茨城県とのことです。

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