2018.5.21
格安SIMでも大丈夫!オススメしたいその理由とは
2018.5.21

格安SIMでも大丈夫!オススメしたいその理由とは

”格安SIM”って本当に大丈夫?と、心配な方も多いと思います。そこで実際に大手キャリアから格安SIMに乗り換えた私(30代:女性、共働きの3人家族)が、乗り換えの感想とメリット/デメリットをお伝えし、格安SIMを選ぶときのポイントや各MVNOについて紹介したいと思います。(公開日:2018.2.14)
SIM通編集部
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1.格安SIMを使い始めた理由

1-1.キャリアよりも安くなる!格安SIMを始めた動機は単純でした

キャリアから格安SIMに乗り換えた理由で最も多い「料金の節約」だと思います。筆者も「料金を安くしたい!」という思いから乗り換えました。
乗り換えたのは2年ほど前で、キャリアを利用していた当時、毎月1万円を切ることはありませんでしたが、現在では月々3,000円程度でおさまっています。ちなみに、利用している格安SIMは楽天モバイル。数あるMVNOの中から楽天モバイルに決めた理由は、普段から楽天を利用するからでした。楽天モバイルは、毎月の利用料に応じた楽天ポイントが付与され、そのポイントを月額料金の支払いにも利用できるので、普段から楽天市場を使っているというかたにオススメできます。

格安SIMへの利用を意識したのは、雑誌でファイナンシャル・プランナーがアドバイスをしていた記事を目にした時から。家計の管理をしている方ならお分かりいただけると思いますが、MNPをして格安スマホに乗り換えることで毎月の固定費を5,000円以上、年間なら60,000円以上減らせるという内容に驚き、乗り換える決意をしたというわけです。

格安SIMを提供するMVNOと契約するまでは、キャリアを10年以上利用していたため愛着のようなものも感じていました。
iPhoneが世の中に登場してからは、新モデルが買い替えのタイミングで出るたびに毎月分割払いで支払う方法を選択。「2年割」などの割引サービスを使うことで、そこそこ安い価格帯で携帯を使い続けられたので、まあアリかなと思っていました。しかし、実際にはiPhone端末代の分割払い料金に加え、加えて月々の基本料金やデータ通信量にオプション料金などがかかっていました。

MNPするときにキャリアで契約していたiPhoneからSIMフリーのiPhoneに買い替え。これにより海外へ持っていった際、現地のSIMに差し替えて使えるようになったのは大きなポイントです。キャリアで購入したスマホを、海外で現地のSIMを利用するにはSIMロック解除が必要、iPhoneについては2015年5月より前に発売された端末はSIMロック解除することが一切できず、SIMロック解除義務化後も解除するには一定期間が必要だったので、思い切ってSIMフリーのiPhoneを購入しています。

なお、現在利用しているプランは以下のとおりです。

楽天モバイル 通話SIM
・データ容量:5GB 2,150円
・通話定額サービス:楽天でんわ5分かけ放題 850円

どうしても通信容量が足りないというときは、データ追加容量オプションを購入していますが、基本的には3,000円程度。大幅に安くなったことをとっても満足しています!

最近では話し放題オプションは多くなりましたが、筆者が楽天モバイルにMNPした頃はほとんどの事業者でサービスを提供していませんでした。定額オプションの存在が、楽天モバイルを選択した理由の1つでもありました。

1-2.格安SIMに変えたメリット

料金が安いことに加え、「縛り」となる条件が存在していないのもメリットです。ただし通話SIMの場合、最低利用期間というのが設定されており、この期間に解約すると契約解除料金がかかります。ところが、この最低利用期間をすぎると、いつ解約しても解除料金がかかりません。キャリア利用時は解約のタイミングを見計らっていたと思いますが、格安SIMではそうした心配をすることなくMNPできます。

また、現在では各種サービスも充実し、市販されているSIMフリーのスマホも増えたことから、キャリアとの使い勝手ともあまり違わなかったりもします。「なんだか不安」という気持ちも、使い出すことで解消されていきました。

1-3.LINEが不便、発信が面倒…意外なデメリット

メリットだけでなく、デメリットを感じている点も2つあります。
一つは、楽天モバイルで「LINEでID検索が使えない」ということ。LINEのID検索をするには、キャリアの契約内容に基づいた年齢認証をしなくてはなりません。ほとんどのMVNOは自らSIMカード発行しておらず、ドコモなどから借りてサービス提供をしているため、この年齢認証をすることができないようになっています。

ちなみにMVNOの格安SIMであっても、LINEの登録や利用はできるようになっています。ただ、「友だち」になるためのID交換をする場合は、友だち追加から自分の専用URLを発行してメールなどで伝え招待したり、ふるふる・QR機能やPC版のLINEを使ったりすることはできます。利便性では一歩劣るかもしれませんが、LINEが全く使えないということはないのでご安心ください。なお、LINEモバイルでは、LINEのID検索ができるようになっています。

もう一つのデメリットが「割引・定額通話をするのに、専用アプリを使用する」ということです。定額かけ放題通話を利用するには、「楽天でんわ」などの各MVNOが用意する専用の電話アプリから通話するか、090/080/070の前にプレフィックスナンバーと呼ばれる発信番号を付けてから発信する必要があります。なおこうした仕組みは、他のMVNOで提供する「定額通話」「通話割引サービス」でも同様となっています。

 

2.実はメリットのほうが大きい!? 格安SIMの定額通話サービス

先ほどはデメリットとして通話定額の掛けかたを挙げました。しかし、実は「料金を安くする」という部分にポイントを絞って言うと、MVNOが提供している「定額通話」オプションというのは「利用しないと逆に損をするいのではないか!?」と思わせてくれるほど、大変お得な内容となっています。定額通話オプションは複数のMVNOが提供していますが、その特徴をまとめると以下のようなポイントがあります。

通話定額の特徴

・音声通話SIMを契約した場合に、オプションとして付けられるサービス。
・基本料金無料で通話料金が半額になるサービスを用意している事業者が多い。
・定額料金はおおよそ600円から1,000円前後。多いのは800円台。
・定額で通話できる時間は3分、5分、10分とMVNOによって異なる。
・かけ放題ではなく、「無料通話時間」として利用できるサービスもある。
・定額通話の対象となるのは国内通話に限られている。
・専用のアプリなどを用いる。

各キャリアの料金プランと比較すると安く設定されていますが、MVNO提供の通話アプリなどを利用しないと定額通話や通話割引を利用することができず、キャリアで利用していた感覚と若干異なる面があります。

なかでも最も多いのが、「10分かけ放題」の定額オプションです。提供しているのは、OCN モバイル ONEやIIJmio(IIJmioは家族への通話は30分かけ放題に)、mineo、LINEモバイル、LIBMOの5社。「5分かけ放題」を提供しているのが、楽天モバイル。「3分かけ放題」プランを提供しているのが、IIJmioとBIGLOBEモバイルとなっています。

通話をよくするかたにとって、一番使い勝手が良いのは、「10分かけ放題」オプションかと思います。キャリアで提供している話し放題でも安価なプランはありますが、時間は5分以内の通話で、価格は1,700円。MVNOの定額オプションでは時間は倍で、価格もその半分程度で、対象時間を超えての通話料金は半分とかなりお得です。当初はMVNOで電話すると高くつくと言われてましたが、現在では通話でもMVNOのほうがキャリアよりもお得になっていることがわかります。

また、話し放題ではありませんが、mineoとBIGLOBEモバイルでは「無料通話時間」パックのオプションサービスを提供しています。通話パックは最大60分の通話時間が無料となるものを両事業者とも用意しています。かけ放題プランと違い、こちらは「毎日は掛けないけど、月で合計すると1時間くらいは通話しているな」というかたにオススメ。月額も10分かけ放題よりも安く設定されているので、より利用しやすいかと思います。

確かにMVNOがスタートしだした頃のサービス内容をキャリアと比較すると、先に挙げた定額通話を含めた電話機能や、保証・セキュリティをはじめとしてオプションサービスが充実しておらず、メイン利用を控えていたかたも大勢いたかと思います。しかし、そうした話も今は昔で、通話定額オプションだけでなく、最近では各社趣向を凝らしたオプションサービスを提供しています。続いては各社の特徴や代表的なサービスについて見ていきましょう。
 

3.たくさんある格安SIM 自分の用途にベストな選択を!



3-1.通話機能の充実と必要なサービスが一通り揃ったOCN モバイル ONE

メールやメッセージでのやりとりが多くなっているけれど「やっぱり音声通話を重視したい」という方には、OCN モバイル ONEがオススメ。

OCN モバイル ONEには通話料金が通常の半額になる「OCNでんわ」に加え、通話定額オプションが3種類あります。10分間かけ放題の「10分かけ放題」、その月の通話時間トップ3の番号での通話が無料になる「トップ3かけ放題」、その両方がセットになった「かけ放題ダブル」。料金は、10分かけ放題とトップ3かけ放題が月額850円で、かけ放題ダブルが月額1,300円です。

選び方の目安としては、不特定多数に5分以上10分以内の通話が多いというかたは10分かけ放題。遠く離れた家族と頻繁に電話で連絡を取るといったかたはトップ3かけ放題。仕事もプライベートもよく電話するというかたはかけ放題ダブルを選択するといったように、自分のライフスタイルに合わせてみるのが一番わかりやすいと思います。ほかのMVNOの話し放題プランでも、「◯分かけ放題」といったものや「◯分間の無料通話付き」といったものはありますが、OCN モバイル ONEはそれらのプランよりも利用できる時間が長く、バリエーションも豊富なのが魅力です。通話で選ぶなら品質も含め、頭一つリードしているのではないでしょうか。

また、音声通話SIMであれば、IP電話サービスの「050 plus」が月額無料(別途通話料金は必要)で利用できます。加えて、電話を使う上で必要な留守電機能や転送電話といった機能まで備えているので、「ビジネスで充実した電話機能が欲しい。でも毎月の利用料金も節約したい」と考えているのであれば、最適な選択であるといえます。また、OCN モバイル ONEは公衆無料Wi-Fiサービスや、データ繰り越し。さらには、各種サポートや端末保証サービスなど、「安心安全にスマホを使う」上で必要なサービスが一通り揃っているのも特徴です。

⇒OCN モバイル ONEの詳細はこちら

 

3-2.家族で使うならIIJmioが便利

IIJmioもOCN モバイル ONEと並ぶ老舗MVNOのひとつ。確かな技術力がある事業者で、利用しているユーザーからも信頼が厚いです。そんなIIJmioの特徴的なサービスは、他社よりも強力なシェアプランにあります。他のMVNOでは、SIMを追加するたびに月額400円程度のSIMカード利用料が毎月かかるケースがありますが、IIJmioでは3枚目まではSIMカード利用料がかかりません。4枚目から1枚追加ごとに400円のSIMカード利用料がかかりますが、他社では最大でも5枚までしか持てないSIMカードが最大10枚まで持てます。

また、プラン提供としては10GBが最大ですが、オプションとして20GBと30GBの追加容量があります。これは現在契約しているプラン容量に追加されるので、10GBに30GBを追加すると合計40GBものデータ容量が利用可能。また通話定額プランでも、家族(同一mio ID)への1回あたりの通話時間が長く設定されているので、「家族でお得に使いたい」ということでは最適なプランであると言えます。

⇒IIJmioの詳細はこちら

 

3-3.独自のファンコミュニティが魅力のmineo

ほかにない大変ユニークなサービスが特徴なのがmineoです。「ファン(ユーザー)を大切にするMVNO」と言われてますが、そう聞いてもイメージできないと思います。mineoにはマイネ王というファンコミュニティがあり、こちらに登録することで「フリータンク」というのを利用できます。マイネ王に登録したmineoを契約したユーザー全員で共有できるパケットタンクのようなもので、余っているパケットや期限が切れそうなパケットをいれることで、足りない誰かの手助けができるというもの。もちろん、自分が足りないときにはここから引き出すこともできます。利用できデータ容量に限りはありますが、無駄なくパケットを活用するというサイクルができています。他にもファン限定のイベントや、長期契約特典が受けれたりと、新規だけでなく既存ユーザーを大切にする土壌ができあがっています。

⇒mineoの詳細はこちら

 

3-4.エンタメ機能を存分に楽しむならBIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルの「エンタメフリーオプション」は、特定の音楽・動画ストリーミングサービスの利用時にデータ通信量を使用しないという破格のオプションを提供しています。現在対象となっているサービスは、音楽・ラジオサービスが6つ、動画サービスが4つの計10種類のサービスです。データ通信量をもっとも消費するのが、動画や音楽のストリーミングサービス。カウントフリーサービスの対象となるサービスが決まっているとはいっても、多くの人が利用するサービスばかりですので大変お得なサービスであると言えます。料金は音声通話SIM利用であれば480円、データSIMなら980円。別途有料サービスではあるものの、人気は上々とのこと。格安SIMでも動画や音楽を存分に楽しみたいというかたにオススメです。

⇒BIGLOBEモバイルの詳細はこちら

 

3-5.楽天会員なら毎月の月額料金を大幅割引したプランもある楽天モバイル

楽天モバイルは、毎月の利用額に応じて楽天ポイントが付与されるだけでなく、貯まったポイントを支払いなどに利用することができます。また、楽天会員であればポイントの付与だけでなく、データ通信に5分かけ放題がセットになったプランが、楽天会員以外だと2,980円のところ、初年度1,980円で利用でき、ダイヤモンドランクの会員なら1,480円で使うことができます。特徴的なオプションというよりも、楽天会員なら特典を受けられるというのは、mineoに近い感じですが、ポイントが貯められ利用できるというのは非常に大きな特徴といえるのではないでしょうか。

⇒楽天モバイルの詳細はこちら

 

3-6.LINEをはじめSNSを堪能するならLINEモバイル

コミュニケーションアプリ「LINE」は多くのスマホユーザーが使用しているサービスだと思います。

LINEモバイルは、LINEの一部機能でのデータ通信料を消費しなかったり、他の格安SIMではほとんどできないLINEのID検索ができたりします。さらに、TwitterやインスタグラムといったSNSを利用した際の一部データ通信を消費しない「コミュニケーションフリープラン」や、それに合わせてLINE MUSIC利用時もカウントフリーになる「MUSIC+プラン」が用意されています。BIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションと同様に、毎月のデータ通信量にカウントしないサービスで、対象のサービスを使っている際はデータ消費を気にする必要がありません。これにより、他のMVNOの格安SIMよりもデータ容量を有意義に使用することができることでしょう。

⇒LINEモバイルの詳細はこちら

 

3-7.iPhoneのレンタルができるLIBMO

LIBMOでは、iPhoneレンタルできるオプションが用意されています。最新のiPhoneというわけではありませんが、月額1,500円から借りられます(初期費用1,000円 追加でかかります)。6か月の最低利用期間がもうけられていますが、新たに購入する前の繋ぎだったり、スマホを買う前にどういったものかを試してみたいという場合にも利用できそうです。またLIBMOでも他のMVNOと同様に各種オプションが揃っています。あまり聞かない名前かもしれませんが、通信品質・サービス内容ともに他のMVNOと比較して見劣りするというものではありませんので、案外狙い目の事業者だったりします。

⇒LIBMOの詳細はこちら

 

4.まとめ



このように、格安SIMには様々な特徴や、そのブランドにしかないオプションサービスが用意されています。自分自身の使い方にあったものを見つけるのは、難しく感じるかもしれません。しかし、それぞれが得意とすることやブランドの特徴、サービスを知ることで最適なものを選択することができるのではないでしょうか。

格安SIMに乗り換えた筆者の体験記を混じえた格安SIMの選び方はいかがでしたでしょうか。格安SIMを提供するMVNOのほとんどは、いわゆる「縛り」と言われる2年契約をおこなっていません。ですので、キャリア契約と比較すると、MNPがしやすくなっています。まずお試しで人気のものから使い始め、慣れてきた頃にプランを見直してみて、より自分にあったプラン・オプションを提供しているMVNOを見つけてみるというのも賢い方法なのかもしれません。

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