2018.5.21
iPhoneでも格安SIMが使える! 2年間のランニングコストと導入方法
2018.5.21

iPhoneでも格安SIMが使える! 2年間のランニングコストと導入方法

スマホの料金を安くしてくれる格安SIM。「iPhoneは使えないの?」と心配しているかたもいるかと思います。そんなことはありません!そこで今回は、iPhoneで格安SIMにする導入方法、どれくらい料金がかかるのか、2年間のランニングコストをキャリアと比較して紹介します。
(公開日:2018.3.9)
SIM通編集部
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1.iPhoneで格安SIMは使えるの?

格安SIMは、大手キャリアから通信網とSIMを借り受けてサービスを提供しています。そのため、ドコモ、au、SoftBankといったキャリアで販売しているiPhoneでも使うことができます。ただし、利用するにはいくつか注意事項もあります。

・各キャリアから発売したiPhoneは、そのキャリアの電波網を利用する格安SIMなら使える。
・SIMロック解除をすることで、SoftBankで購入したiPhoneでもドコモ系のSIMで使うことができる。
・SIMロック解除は2016年5月1日以降に発売されたiPhone 6s / iPhone 6s Plus以降のモデルから。

キャリアで販売しているiPhoneは、販売していた各キャリアの通信網を利用する格安SIMであれば、利用することは可能です。しかし、販売していたキャリア以外のネットワークで通信するSIMを使用する場合は、SIMロック解除が必要となりますが、販売した時期によって解除できないものもあります。また、中古で販売されているiPhoneは、SIMロック解除対象の端末であったとしても、本来の購入者(端末を売った人)と違うため、SIMロック解除をすることができません。中古で購入する際は、どこのモデル(キャリア)のものかと、SIMロック解除がおこなわれているかを確認することをオススメします。

なお、いま使っているiPhoneで格安SIMの利用方法を知りたいというかたは、「3.設定は難しい? iPhoneを格安SIMで使うには」をご覧ください。

 

2.iPhoneはキャリア以外からでも購入できる?

いま使っているキャリアで購入したiPhoneを流用する以外に、どうやってiPhoneを入手するのでしょうか。1つに先にも少し触れた中古店で購入する方法があります。それ以外にはAppleストア(正規取扱店含む)でSIMフリー版のiPhoneを入手したり、iPhoneを取り扱っているMVNOから購入するという方法があったりします。

Appleは言わずともご存知のとおりiPhoneの企画・製造・販売を手がけるアメリカの企業。その直営店と取扱い店には、SIMフリーモデルのiPhoneが販売していて、本体のみの購入が可能。購入時にキャリアとの契約が必要ありません。最新モデルを入手できるだけでなく、それに付随するアクセサリーも揃っているので、ある種ここで買うことこそ王道であると思えます。一部MVNOで販売するiPhoneは旧モデルしか取り扱っておらず、最新モデルを販売している事業者はいません(2018年3月時点)。そのため最新モデルを手に入れるには、Appleストアなどの正規取扱店で購入する必要があります。ちなみにiPhoneを販売するMVNOから購入する場合は、キャリアでの購入と同様にSIMの契約が必要となっています。

中古店ではキャリアのiPhoneはもちろんですが、SIMフリーモデルも販売しています。中古ということもあり、価格は常に変動していますが、新モデルが販売されたばかりの時期には定価よりも高いプレミアム価格で販売していることもあります。その半面、旧モデルは新モデル発売とともに安くなりやすい傾向にあります。中古の持つイメージとして「誰かが使っていたから、壊れる可能性が高いかも」という心配があるかもしれません。ところが最近では店舗側で端末の状態や、端末の残債などについてしっかりとチェックしていることもあり、「買ったけど使えない」ということもなく、また、万が一不具合があっても対応してくれます。端末購入の手段としては非常に有用であるということを覚えておいてください。

また、最近では一部MVNOでもiPhoneを販売しています。ただし、上述のとおり、ここで販売するのはキャリアと違い、やや古いモデルとなっています。中には新品を販売する事業者もいますが、その多くはApple認定整備済製品と言われるもので、iPhoneの製造販売をおこなうAppleの品質基準をクリアしたものとなっています。なお、SIM通で取り扱うMVNOのなかで、iPhoneの販売を行っている事業者と取扱いiPhoneは以下のとおりです。

BIGLOBEモバイル:iPhone SE(32GB/128GB)、iPhone 6s(32GB/128GB)
楽天モバイル:iPhone SE(16GB)、iPhone 6s(16GB)、iPhone 6s Plus(64GB/128GB)
mineo:iPhone 7(128GB/256GB) ※2018年3月現在完売。次回入荷未定。

また、販売ではなくレンタルしている事業者もあります。

LIBMO:iPhone 6(16GB/64GB)

最新モデルの販売は難しいかもしれませんが、MVNOでもiPhoneを販売するという動きは活発になってきているようです。

 

3.設定は難しい? iPhoneを格安SIMで使うには

iPhoneはSIMによるネットワーク通信を可能とするために「構成プロファイルのインストール」という作業をおこないます。この構成プロファイルというのはMVNO各社が無料で配布しており、所定のページからダウンロード&インストールすることで利用するSIMに適した設定が内部でおこなわれます。また、MVNOによっては、専用アプリからインストール可能となる仕組みをもっている事業者もあります。SIM通で取り扱う事業者のダウンロード先は以下のようになっています。

アプリによるダウンロード
OCN モバイル ONEアプリ
IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)
mineoスイッチ

Webページからのダウンロード
iPhoneの接続方法(APN設定):「BIGLOBEモバイル」
楽天モバイルでiPhoneを使う
APN設定方法 iOSをお使いの方
各端末のAPN設定方法

アプリからのダウンロードなら簡単に行えますが、Webページから行う場合でも、利用する格安SIMの名称に「構成プロファイル」というキーワードを入力するだけで該当ページを見つけられます。検索やダウンロードの時間を含めても5分から10分もあれば完了します。

 

4.格安SIMでiPhoneを使うと幾らかかる

格安SIMでもiPhoneが使えること、また、その設定も簡単であるということがわかりました。それでは、実際に各MVNO提供の格安SIMでiPhoneを2年間利用した場合と、キャリア各社で2年間利用した場合の料金を、端末代金も含めて比較します。

なお、比較する内容についてですが、キャリア・MVNOともに端末はiPhone Xとし、データ使用量は5GB~6GB帯で計算。また、キャリア側と同じ条件にするためにMVNO側は通話放題のオプションを付けた場合の2年間でおこないます。

また、キャリアの割引については利用期間などで異なるため、MNPではない新規加入時かつ、2年間縛りによる割引をおこなった際の料金で計算します。auは「auピタットプラン」5GB利用した場合の金額で計算(auの「auぴたっとプラン」は使用した通信容量にあわせて料金が決まる)。その金額をまとめたのが以下の表です。

月額料金 iPhone X代金 2年間の合計
ドコモ 7,000円 2,625円 231,000円
au 6,000円 4,944円 262,656円
SoftBank 7,000円 2,083円 217,992円
OCN モバイル ONE 2,930円 112,800円
※Appleストアでの一括購入価格
183,120円
IIJmio 2,750円 178,800円
mineo 2,280円 187,920円
BIGLOBEモバイル 2,980円 184,320円
楽天モバイル 3,000円 184,800円
LINEモバイル 3,100円 187,200円
LIBMO 3,060円 186,240円

※キャリアのiPhone X代金は月額請求額。2年契約の割引を適用済み。

 

利用する事業者によって金額の差はあるものの、おおむね3万円以上、格安SIMを利用したほうが安くなることがわかりました。もちろん、キャリアやMVNOが提供している各種キャンペーンによる割引は加味していないので、実際にはここで記載した金額よりも安くなったり、オプションをつけることで高くなったりすることもあります。この値は、1つの目安としてとらえていただければと思います。

 

5.格安SIMでもiPhoneは使える! 料金も安くなる!

 

格安SIMを提供するMVNO各社ともに、簡単にiPhoneを利用できる仕組みを提供していることがわかりました。基本的なやり方というのはほぼ同じですので、MVNOからMVNOに乗り換えたとしても、スムーズにiPhoneを使うことができることと思います。iPhoneの販売についてはAppleとの契約の関係上、最新モデルの新品はキャリアかAppleストアからでないと入手することはできません。しかし、中古店も数多くあり、なかにはWebでの通販をおこなっている販売店もあるので、iPhone自体は比較的簡単に入手できることもわかりました。

今回は最新モデルの正規価格での比較をしましたが、そのどれを見ても格安SIMを利用したほうが3万円から9万円ほど安くなります。もちろん、キャリアには多数の割引サービスがあるので、実際の価格はここで紹介した内容よりも安くなりこともあります。ところが、購入条件にサービス加入することが条件にあったり、よりお得にするには家族での利用が必須になったりと、一筋縄ではいかないのも確かです。

どうしても格安SIMとセットになったiPhoneがないため「使えないかもしれない」というイメージもあるかとは思いますが、格安SIMでも使えるということと、さらに安くなるということだけでも覚えていただければと思います。

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