2015.10.5
SMS付きSIMカードのメリットって何?
2015.10.5

SMS付きSIMカードのメリットって何?

MVNOのデータ通信SIMで、このところにぎやかな話題があります。それは「SMSオプション」です。
SIM通編集部
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10月7日にIIJmioは『IIJmio高速モバイル/D』でSMSオプションを開始、11月23日に日本通信はSMSオプションありの『携帯電話SIM』を開始、OCNは12月17日から『OCN モバイル ONE』にSMSオプションを提供開始と、この3ヶ月でMVNOメジャー各社が一斉に対応しています。

SMSってそんなに注目度の高いサービスなのかな? と疑問の方もいると思います。
そもそもSMSとは「Short Message Service」の略で、携帯端末同士で全角で70文字程度の短いテキストを送受信できるサービスです。電話番号を指定して送受信できるサービスなので、相手のメアドを知らなくてもメッセージを送れるので、ラクな場合もありますよね。

とはいえ、そんなに利用頻度の高いサービスではないですし、データ通信専用SIMには要らないような…と思う人も少なくないと思います。『LINE』のユーザー登録に使われたりもするので、必要な人には必要なサービスですが、各社がこんなに力を入れるもの? と疑問を抱く人もいらっしゃることでしょう。

実はこれ、「セルスタンバイ問題」という、ちょっと困った事態を解決してくれちゃう、ステキオプションだったりするのです。
皆さんもデータ通信用SIMを差したとき、通信はできるのにアンテナピクト(電波状態を示すアンテナ)がちゃんと表示されない…なんてことを経験した人もいるかもしれません。これは端末側の認識の問題で、音声用の回線に繋げられないと、ちゃんと電波を掴めていないと判断されて、アンテナピクトが立たないようになっていたりするんですね。データ通信用のSIMですから、音声回線を持っているわけがないので、この辺は仕方のない仕様だったわけです。

アンテナピクトが立たないだけならそんなに問題はないのですが、モバイルにとっては致命的な問題も同時に発生してしまうことがあります。それは「バッテリー消費がなぜか速くなる」ということ。これは、音声回線を見つけられないため、端末によっては常に接続先を探してしまい、どんどん電力が消費されるというカラクリなのです。アンテナが立たない山の中に携帯電話を置いておくと、恐ろしいほど速くバッテリーが消費されるのと同じといえますね。

そこで登場したのがSMS付きSIMカード。SMSは音声回線を使ったサービスなので、端末側から見ると音声回線もデータ回線もきちんと認識できるようになります。アンテナピクトも立って、バッテリーも無駄に消費しないでうまく運用できるようになる、というわけなんですね。

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