2018.1.24
AIで写真撮影も進化する!? 「HUAWEI Mate 10 Pro」のAIカメラ機能
2018.1.24

AIで写真撮影も進化する!? 「HUAWEI Mate 10 Pro」のAIカメラ機能

前回はファーウェイのハイエンドスマートフォン「HUAWEI Mate 10 Pro」の外観や魅力について紹介しましたが、今回はライカのレンズを搭載する独自の「ダブルレンズカメラ」とAIを使った13の被写体・シーン認識機能などについてチェックしてみたいと思います。
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豊かな表現力を持つ、ダブルレンズカメラ

Mate 10 Proの背面カメラは、カラーイメージセンサーとモノクロイメージセンサーからなる2つのカメラを搭載しています。カラーイメージセンサーは1200万画素で、静止画撮影の他に4K3840×2160ドット)の動画撮影にも対応します。一方のモノクロイメージセンサーは2000万画素で、主に階調や形状を捉えることを得意としています。この2つのイメージセンサーの特徴を活かして、暗くて階調が失われがちな暗所での撮影も綺麗に写すことができます。

 

まるで1眼レフカメラ! 被写体を立体的に見せるワイドアパーチャ機能

また、人間の目のように2つのカメラがあることから、被写体を立体的に捉えることで被写体の奥と手前を立体的にぼかしたり、撮影後にピント位置を変えたりすることも可能な「ワイドアパーチャ」機能を搭載しています。

このワイドアパーチャ機能は、ダブルレンズを搭載するファーウェイのスマートフォンに搭載される共通機能でもあり、一眼レフカメラのような人物の奥をぼかした撮影ができることで話題の機能です。ライカとの協業によるハイクオリティなレンズと、そしてライカの厳しい基準をクリアした色再現はフィルムカメラのような良さと、デジタルカメラならではの発色の良さを両立した本格的なモノ。

こうしたクオリティの高いカメラ機能は、オートだけではなくシャッタースピードやピント位置など細かく調整する「プロ写真」モードでその性能を引き出すことができますが、そこまでしなくても、もっと簡単に、誰でもプロクオリティの写真が撮れるモードとして、AIによる被写体・シーン認識を搭載しています。

カメラの細かい操作が分からないと、室内で撮影するとなぜか「暗い写真」や「明るすぎてブレてしまった写真」となることが多かったと思います。これは、カメラが今どのような状況で何を撮影しているのか分からないからなのです。

Mate 10 Proは、AI専用の「NPU」(Neural network Processing Unit)が1億枚以上の様々な画像から被写体を認識し、その被写体・シーンに最適な明るさやシャッタースピード、彩度、階調を設定して撮影します。こうすることでカメラを被写体に向けるだけで、夜景は彩り鮮やかに、人物は美肌で背景をぼかしたポートレート撮影に、夕日はドラマチックな色合いが再現されます。

 

Mate 10 Proと「HUAWEI P10」(以下、P10)との比較では、Mate 10 Proは被写体を花と認識し正確な色合いを再現しました。一方のP10は中央に暗い色があると判断したため、全体的に明るめの色合いとなっています。これは、被写体が何であるかを認識せずに明るさが設定されたためですね。

 

夜景のシーンでは、Mate 10 Proは全体的に明るい写真に仕上がっています。光学式手ブレ補正と明るいF1.6のレンズのおかげでぶれていません。P10は、ごく普通の夜景に仕上がりました。しかしながら、夜景のシーンでは両機種ともに、カメラの角度で大きく露出が異なる傾向があるため、明るさが逆転することもありました。

 

AIによる被写体認識と、最適な明るさや階調再現を行うことがMate 10 Proの特徴ですが、シーンによってはみずみずしさが失われることもあります。Mate 10 Proは、明るい所から暗いところまでしっかりと描写していますが、明るい部分は白飛びし、暗い部分が見えにくいP10の方が、生命力を感じます。こうした画作りは好みもありますので、Mate 10 Proの方が階調豊かなので、写真アプリで加工しやすいと捉えるのも良いかなと思います。

 

料理もインスタ映えする美味しそうな色合いに写るので、写真好きなら大満足するカメラなのではないでしょうか。写真のようなオードブルでも、料理と認識し暖色系の色合いに仕上げてくれました。

カメラ機能以外も充実!スマホから家電も操作

 

そのほか、赤外線を使った家電リモコン機能を搭載しています。様々なメーカーのテレビやエアコン、オーディオなどをMate 10 Proで操作が可能です。例えば、テレビの音量を調整したり、エアコンの温度の変えたりと、Mate 10 Proがあればリモコンを探さなくてもいいという便利さを体験できます。

また、大画面で様々な情報を探してお気に入りを見つけたらスクリーンショットを撮りたくなると思います。このスクリーンショットの操作は電源キーとボリュームキーのマイナスを同時押しとなるわけですが、Mate 10 Proなら手を握って第二関節部分で画面を2回ノックするとスクリーンショットが撮れる「ナックルジェスチャー」を搭載しています。

ナックルジェスチャーはほかにも、第二関節で横に線を引くとアプリが2つ同時に利用できる「マルチウィンドウ」が呼び出すことが可能。メールを見ている最中に、地図を確認したくなった場合は画面を切るようなジェスチャーで、上画面にメール、下画面に地図を表示することが可能です。ただし、下画面に呼び出せるアプリはマルチウィンドウ表示に対応しているアプリでなおかつ、直前に使用したことがあるアプリ履歴に残っているものに限られます。

 

さて、狭額縁で前面のほとんどが表示エリアという印象的なMate 10 Proは、ハイスペックで高機能、充実のカメラを搭載し非の打ち所がない・・・と言いたいところですが、唯一残念な点は、イヤホン端子が廃止となったことです。これまで使ってきたイヤホンが使えなくなってしまいました。Mate 10 Proで音楽を聴くという方は、Bluetooth接続のイヤホンか、付属のUSB Type-C接続のイヤホンを使用しましょう。

Mate 10 Proは、プライベートだけでなくビジネスにも使いたい、長く使いたいから高性能で動作が速いスマホを、写真を撮るのも観るのも好きな方にオススメな、スマートフォンです。

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